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パスカル・ヴェロ ✕ 仙台フィル [Classic]

アイリスオーヤマクラシックスペシャル2021
パスカル・ヴェロ✕仙台フィル@サントリーホール(2021/07/22)

はるばるフランスからやってきたパスカル・ヴェロさんは
来日後2週間、ホテルの部屋でじっとしていたそう(大変そう)。
軟禁されていたって楽団員がジョークを飛ばしていましたが、、、
その心労はどこへやら、係る人々と音楽に対する真摯な思いがみなぎっていた。

前半はベルリオーズの独創性、ドビュッシーの鮮やかな叙情性。
マエストロの陽気な人柄、仙台フィルに愛されているのはすぐに分かって
これは面白そうと期待したのに、演奏が始まるや否やまぶたが重くなる。
別に座席が座りやすいわけでもないのにさ。おかしい (-_-;)
半分寝てる、うとうとしてる、催眠物質でも仕込んでるんかな。
それでも印象が強かったのは夜想曲第3部、計16人女声合唱の発する歌声は、
まことセイレーンと化して聞きほれてしまいました。

今回の目玉は几真面目さが滲むサンサーンスで登場するパイプオルガン。
パイプオルガンの響きって凄いな、目の前にしてわかる全く異質な音感。
時に包み込まれたり大音量で圧倒されたり、なんでもこなしてしまう。
この楽曲ではオーケストラを上から支配する存在でした。勉強になった。


指揮:パスカル・ヴェロ(仙台フィル 桂冠指揮者)
オルガン:今井 奈緒子
合唱:東京混声合唱団
演奏:仙台フィルハーモニー管弦楽団

【曲目】
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
ドビュッシー:夜想曲
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
アンコール / サン=サーンス:交響曲第3番オルガン付き終楽章より

DVC00110 (2).JPG
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仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏を初めて見聞きしました。
実力は無論、東京の楽団とは違うおもてなし(親近感)がありました。(^.^)



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