SSブログ
Live 2019~2024 ブログトップ
前の20件 | -

Real Estate @ Kanda Square Hall [Live 2019~2024]

Real Estate @ Kanda Square Hall 2024/11/20

リアル・エステートの来日公演に行ってきました。
メンバー5人編成、新譜 Daniel からは半分くらいのセットリスト。
私と彼らはほぼ同世代だよね?ええ感じに年齢を重ね仕上っている。
全く飾らない人柄、等身大の職人姿に親近感を覚えます。
すでに中年だけど、爽やかさを醸すアメリカン・ギターロック。
会場の音響設備のバランスよく、大音量一歩手前で聴き取りやすい。
ギターのジャムセッションにドラムのスパイスが加わって、
自然体の、まどろむようなアンサンブルに立ったまま寝てしまいそう。
それくらい心地良くなり、気持ちがじ~んと、安らぐひととき。
音源と遜色の無い演奏に彼らのレベルの高さを感じましたね。
今夏以来でしたが、LIVE の醍醐味を再認識する一夜でした。

20241120_1.jpg
20241120_2.jpg
因みにオープニングには、MONO NO AWARE が出演しました。
思ったより良かった。いい意味で本編にバトンタッチ出来ていた。


nice!(31)  コメント(0) 

SONICMANIA 2024 [Live 2019~2024]

SONICMANIA 2024 @幕張メッセ(2024/08/16)

台風7号の影響も関係なく、お客さんはぞろぞろ沸いていました。
私もその一人、ただ公共交通機関は使わず自車で運転、海浜幕張駅に到着。
当然リスクもあるが、開催する以上キャンセルは勿体ないっていう気持ち。
結果論になるが電車は普通に動いていたようだ、情報過多で心配し過ぎた。


YOUNG FATHERS
メンバー3人と女性ボーカル+ドラム+ギターが基本スタイル。
照明のみの演出、歌と肉体パフォーマンスで真っ向勝負。
交互に楽器持ち換えたりボーカル変わったり自由度が高い。
デビュー作から最新作までのオールタイムなセットリスト。
中盤からは新曲投入で、俄然盛り上がる、生バンドは迫力熱量が違う。
完奏毎に、どうだ?スゴイだろ?って決めポーズをとるあたりがね、
オモシロく憎めないキャラですよね、気持ち良いサウンドだった。
因みに19時に会場入りして21時半まで待機してました。
今夏の目的、お初の彼らを最前列で観れて労力が報われた瞬間。
20240816_212744.jpg


PHOENIX
メンバー4人は前方、後方にドラムとキーボードのサポート。
オープニングはパリ五輪閉会式と同様に、Lisztomania から。
初っ端からヤバいズルい、間髪入れずキラーチューンを続々投下。
演出も華があるよな、おフランス的なお洒落を体現してる。
ダフトパンクに通ずるような、踊れるキラキラロックンロール。
Underworld を丸々パスして、これまた最前列で堪能できました。
20240817_003042.jpg


坂本慎太郎
タイムテーブルの光明、千載一隅の好機でしょ。
このまま帰るのは惜しい、疲れてきたけどそのまま直立待機。
ご本人+ベースの女性+ドラム+主にサックスのマルチプレイヤー。
まるでライブハウスでやるかのように、中央に固まっている陣形。
二曲目にやった「まともがわからない」と、
ラストの「ナマで踊ろう」は知っているかな?
ゆらゆら帝国からほぼ聞かなくなっちゃったけど、さらに進化していた。
コーラスも兼ねるベーシスト、淡々と刻むドラムに彩りを加えすサックス。
ミニマムでいてよくまとまっているなと思う半無限的ループ構造。
加えて朴訥と歌っているわりにしっかりちゃんと歌詞が聞き取れる。
言葉の持つ力は強いな、退廃的な詩の世界が脳ミソを刺激してくる。
真夜中の混沌、ラストのギタープレイは轟音になってクラクラ、完全燃焼。
20240817_005309.jpg
サウンドチェックはセルフで時短、助かります。

意識が飛ぶ前にこれで帰ります、夜のドライブは渋滞なしで予想外に快適。
終わってみれば、県営の地下駐車場を利用できたことが幸運でした。
もうこんな裏技使うことはないでしょうけど。(^-^;



nice!(31)  コメント(0) 

JUNGLE @ Spotify O-EAST [Live 2019~2024]

JUNGLE @ Spotify O-EAST 2024/05/27
UKのダンスユニット、ジャングルの来日公演に行ってきました。

バンドは6人編成で、バックの映像は新譜を連想させるオレンジの配色。
その新譜「Volcano」を織り交ぜての代表曲を、ぎゅっと詰め込む。
ジョシュとトムは、DJプレイヤーとギター、ヴォーカルを自在に演ずる。
それから女性シンガー・リディア姉さんの存在感が大きい。
メインの二人を食ってしまうかのような、華のある唄、妖艶さ。
コーラスを兼ねたベース、パーカッション、ドラムの重低音が効果的。
本格的なバンドなんだな、ライヴで観ると、肉体的でどっしり骨太。
楽曲そのものが高いレベルにあるから、ダレない、グルーヴ満載。
自然に体が動きだすリズム感、ラップも交じえて、大いに盛り上がった。
挨拶程度の MC だけのノンストップな演出、まるでディスコのよう。
最後は全員肩組んでお辞儀。高速展開の75分だった。

20240527_211750.jpg
20240527_212834.jpg


nice!(38)  コメント(0) 

WEDNESDAY @ SHIBUYA CLUB QUATTRO [Live 2019~2024]

WEDNESDAY LIVE IN TOKYO 2024 @ SHIBUYA CLUB QUATTRO

ウェンズデイの初来日公演に行ってきました。2024/03/13
slowdive の2日後、シューゲイザーの連投となりました。(^-^;

Opening Act : MJ Lenderman(19:30~)
WEDNESDAYのギタリスト、MJレンダーマンの別バンド。
ローファイでオルタナなカントリーな曲風。
インディロックスタイル、アメリカンロックですね。
ジャムセッションで轟音に変わる、シューゲイザーの片鱗がよかった。
30分以上やって、さらに2曲追加、計45分のフルセットでした。


WEDNESDAY
レンダーマン自らセットチェンジに加わって20分後に本編スタート。
紅一点のボーカル、カーリー・ハーツマン、愛嬌があって良いな。
若手にみえるけれど、思ったよりも安定感のある演奏に、
進行も場馴れしていて隙間時間も楽しい、度胸もあるな。
こちらもアナログでローファイ、カントリー・ゲイザーと自称する。
ハウリング等々もやって荒々しく、ノイジーでカオスに歪ませる轟音。
シンプルで分かり易い、スピーカーの目の前に立っていたから正に体当たり。
勿論カントリーの曲もあるのだが、他のバンドとは違う個性的な展開がある。
会場の空気を一変、切り裂く絶叫、喉をつぶしてしまいそうな絶叫、阿鼻叫喚。
繊細から豹変する歌声に驚かされる。本気だからこそ惹きこまれる。
絶叫するスタイルは70分が限度のようですが、対バンスタイルで充実してた。
音のデカさを、轟音を浴びることがストレス発散です。今も変わらずです。

20240313_214353.jpg



nice!(37)  コメント(0) 

slowdive @ 豊洲 PIT [Live 2019~2024]

slowdive JAPAN TOUR 2024 @ 豊洲 PIT 2024/03/11

スロウダイヴの来日公演に行ってきました。
彼らについては再結成してからの後追いでファンになりました。
アルバム「slowdive」が発表されて、なんて素敵なバンドがいるんだと。

演奏する佇まいが、まさにシューゲーザー(靴を見つめる)なのね、
って変なところで感心してしまった、大御所に対峙している気分。
シューゲーザー本家の轟音・音圧を体感しました。
エコーとリヴァーブの効いた男女混声のヴォーカル、
シンセサイザー、ベース、ドラム、ギター2のアンサンブル。
エフェクターを駆使して、あるいは歪みを伴って、ふらふら浮遊する感覚。
(これってその後のドリーム・ポップへと継承されているよね。)
アンビエントな映像効果もあって増幅、彼らの耽美な世界観に没入していく。
この日アンコールラスト Golden Hair は長尺で最大音量、文句なし。
すっかり心酔してしまった、90分があっという間に終わっちゃった。

20240311_205247.jpg


nice!(34)  コメント(0) 

WILCO @ Zepp Haneda [Live 2019~2024]

WILCO JAPAN TOUR 2024 @ Zepp Haneda 2024/03/07

ウィルコの来日公演に行ってきました。
新譜 Cousin からは数曲挟みつつ、新旧オールタイムのセットリスト。
アルバム出すごとに新境地へ、多面的な音楽性を広げていく、
アメリカン・ミュージックの拠り所を見せてくれる稀有な存在。

ジェフの歌声がとても耳心地が良くて、もちろん彼を中心とした6人編成
だけど、正確無比なドラム、下地を整えるベース、豪快で即興的なギター、
その都度ギターと鍵盤を回す両脇のマルチプレイヤー、、、全員主役です。
普通に演奏していて、実はスゴイ、バンド一丸となって生み出すグルーヴ。
4人並んでのギター演奏は、長尺のジャムセッションとなり迫力満載、
そうかと思えばアコースティックなバラードでほっこりしたり、
静と動、アンコールも含めると大いに盛り上がった2時間超。
有無を言わせない演奏力。実力屈指であることを証明してみせた。
原曲とはまた別で、ライヴ本番で本領発揮、とんでもない衝撃を受ける。
小細工せず肉体的な音楽のみで(アナログで)臨んでくるのが良いんだよね。
そういう意味ではクラシック奏者と共通しているのかしらね。
  11年振りの単独来日公演ということでしたが、、、
  11年間があまり久しく感じない自分がヤダねぇ、困るねぇ。(-_-;)

20240307_210533.jpg
オープニングの Finom(女性デュオバンド、フィノム)も良かった。
二人でハモる歌声、キュートな振付け、インディポップ感。
時間が押すなら前座いらないぜと思うこともあるが今回は大当たりでした。



nice!(40)  コメント(0) 

KULA SHAKER @ EX シアター六本木 [Live 2019~2024]

KULA SHAKER JAPAN TOUR 2024 @ EX シアター六本木 2024/02/15
クーラ・シェイカーの来日公演に行ってきました。

2022年にアルバムが出るまで(来日公演もあった)、忘れかけていた存在。
それだけに復活した6枚目のアルバムはなかなか鮮烈だった。
(6th:1st Congregational Church Of Eternal Love And Free Hugs)
そして今年オリジナルメンバーとしては25年振り7枚目のアルバムを発表。
今回はその新譜「Natural Magick」のお披露目ツアーとなっていました。
来日公演一週間前に新譜が手に入ってよかった、間に合った。

クリスピアン・ミルズ(vo,g )と、ベース、ドラム、オルガンの四人体制。
超ベテランなのになんかすごく若い、若くて精力的、活気に満ちている。
クリスピアンのギター捌きも、スター性があってキラキラしてる。
今時こんなスタイルのプレイヤーは希少なのかも。
セットリストは新譜からの楽曲を連発する。映像もサイケデリア。
コール&レスポンスもあって、ライヴ映えするアルバムだなと感じた。
終盤は初期のアルバム「K」から懐かしの人気曲を並べる。
DEEP PURPLEのカバー曲「Hush」では最高潮。
アンコールはシンガロングで大団円。みんな歌えるんですね。二階席も総立ち。
結成時のメンバーが元に戻ると、バンドの生命力が蘇るのも納得な演奏。
熱くなったな、とりわけサイケ好きには魅力的なロックバンドですね。

20240215_202056.jpg
20240215_182449.jpg



nice!(35)  コメント(0) 

SNAIL MAIL @ Spotify O-EAST [Live 2019~2024]

SNAIL MAIL @ Spotify O-EAST 2023/12/06
スネイル・メイル の Japan Tour 2023 に行ってきました。

バンドはリンジー・ジョーダン(本名)とベース、ドラムの3人。
バックドロップなど舞台上の演出は一切なく、音と光だけの真っ向勝負。
1st アルバムの疾走感と、2nd アルバムの抒情的なメロディ。
CDからはそう感じていたけれど、ライヴ本番はギターロックに変換。
歌い回しも印象と違って、喉が潰れないように工夫している感じ。
リンジーは終始ご機嫌でノリノリ、湧き上がる感情を早口で喋る。
転換時、ローディが近寄って、こまめにギター交換する姿が微笑ましい。
ギターポップ、グランジ、ローファイ、インディ感丸出しの突き抜け感。
二人のリズム隊も同世代で若いなぁ、インディロックの新陳代謝だね。
セットリストは持ち歌全部、出し惜しみなくお披露目。
終盤では Valentine 、ソロでやった Wonderwall (OASIS) で最高潮。
精々60分くらいだろうと思ってたけど、75分は太っ腹、特別な公演だった。
ギターがこの上なく好きで、独特な奏法というかね、相当巧い面白い。
遠方から見るとまるで少年の姿、キュートなギター小僧なのでした。


sn2_211323.jpg
sn_175211.jpg



nice!(31)  コメント(0) 

ALVVAYS @ Zepp Shinjuku [Live 2019~2024]

ALVVAYS @ Zepp Shinjuku 2023/11/28
オールウェイズの Japan Tour 2023 に行ってきました。
Alex G からの二夜連続参戦、相変わらずバカですねぇ。

バンドメンバー5人と時折りタンバリン1人追加。
ヴォーカルの美しく伸びる歌声&陽気なMC、エフェクトで揺らめくギター。
シャカリキなドラム、寡黙なベース、シンセはコーラスも兼務。
力まず自然体なバンド演奏が印象的で、アットホームな雰囲気だった。
キラキラで、浮遊感があって、ロマンチック、などな言葉がお似合い。
それにこの会場の音響が歪が無くて素晴らしかった気がする。
3rd アルバム『Blue Rev』のツアー、アンコールも含めて全曲やった。
過去曲で隙間を埋めつつ、昔からのファンにも嬉しいセットリスト。
前向きで幸福感のポップロックを堪能しました。そりゃ人気あるな。

al2.jpg
al3.jpg
整理番号が絶望的な数字だったんですけど、2階の立ち見は前列で観れました。
あきらめないで探してみるもんですね。



nice!(29)  コメント(0) 

Alex G @ Spotify O-EAST [Live 2019~2024]

Alex G @ Spotify O-EAST 2023/11/27
アレックス G の初来日公演に行ってきました。
”初”ものに目がない。(^-^;

風変わりなシンガーソングライター、才気ある変人の匂いがする。
そんなイメージを新譜 God Save The Animals から感じていました。
バンドは本人(歌、鍵盤、ギター)とギター、ベース、ドラムの4人。
幻想的な歌詞、大胆なアレンジが特徴的な新作が中心の選曲。
もっと加工して歌うのかと思いきや、ほぼ生声、発声パターンを変える。
カオスな展開で、最後には声がかすれて辛そうに見えたけど、
大丈夫かな?っていう心配は不要、一旦退場してアンコールで復活する。
アンコールは、6,7曲ぐらいでボリューミー、第二部はじまりといった具合。
ラウドでストイックなインディロックバンドに変身。
初期中期の楽曲は結構ハードなのね、即興性と実験性が混在する。
初来日パフォーマンスをまじまじと観察するようにみてしまった。
ちゃんと90分完奏。キャラと爆音でいい感じなライヴでした。

ag2.jpg
ag1.jpg



nice!(34)  コメント(0) 

MANIC STREET PREACHERS / SUEDE @ Zepp Haneda [Live 2019~2024]

MANIC STREET PREACHERS / SUEDE @ Zepp Haneda 2023/11/19

SUEDE ⇒ MANIC STREET PREACHERS (Closing) の出演順。
Wヘッドラインツアーの二日目、幸運にも二階席がとれました。

SUEDE
スウェードはサマソニ2011 以来ですけど、ちっとも変わってなかった。
イメージ通りのブレットアンダーン(Vo)。胸元がセクスィーな白シャツ。
お客さんをとことん煽るし、マイクをコードを持ってブンブン振り回す。
フロアにも何度も降りて、非常にエネルギッシュ、高揚感が止まらない。
ステージ上で転んでしまうハプニングもあり、お茶目な一面も見られた。
新譜 Autofiction 中心に、ぎゅうぎゅうに楽曲を詰め込んだセットリスト。
後方4人もノリが良くって、何が起きても万全の態勢、安心安定の演奏。
ラストは場内大合唱、熱気むんむんの LIVE だった。幸先良い。

20231119_180201.jpg


MANIC STREET PREACHERS
バンドメンバー3人、サポート2人の5人バンド編成。
マニックスも10年以上のご無沙汰、ウェールズの国旗が目を惹く。
ばりばり働くジェームス、対照的なニッキーさん、
さすがに渋くなったような気がしますが、まだまだ元気。
オールタイムな選曲と、日本を思い起こす2曲を入れ込むサービス。
彼らの演奏を眺めているうちに、ほんと懐かしい気分になった。
途中、弾き語りで一息ついて、またバンド形態に戻るともう、
フルスロットル!マニックス節がさく裂!一体感がひとしほ増す。
どちらも濃密な70分。歳を取っても変わらない姿形に感動です。

20231119_201212.jpg



nice!(36)  コメント(0) 

DAWES @ LIQUIDROOM [Live 2019~2024]

DAWES @ LIQUIDROOM 2023/11/15

2022年のフジロックの映像で初めてパフォーマンスを見て、
新譜の Misadventures of Doomscroller を購入して聴きこむ。
このアルバムが奥ゆかしい、スルメ的な作品だなと思った次第。

そんなわけで、ドーズの初単独来日ツアーに行っちゃいました。
ヴォーカル、ギター、ベース、ピアノ、パーカッション、ドラム。
メンバーとサポート合わせて6人体制。ステージが狭そうに見える。
ギターをがんがん弾いて、ベースがぶんぶん騒いで、ドラムもどすどす響く。
長丁場のジャムセッションが特徴的で、グルーヴ感が生まれてくる。
時折入れるコーラスがなかなか様になっている、キレイにハモる。
新譜と過去作からの楽曲が半々くらい、勿論知らない曲も演奏したが、
フォークとオールドロックの、終始和やかな雰囲気。
なんか古典的だけどさ、直に対面すると、あっと驚く体験でした。
肉体的なサウンドが、轟音となって体当たり、に久々痺れました。

20231115_213054.jpg
帰宅時刻は深夜12時を回っていましたが、眠くならないんだよな。(^.^)



nice!(29)  コメント(0) 

渋さ知らズ @ HELLO GARDEN [Live 2019~2024]

20231103_160026.jpg

渋さ知らズの屋外コンサートを見てきました(2023/11/03)。
HELLO GARDEN 主催「ふふふ文化祭」のスペシャルライブステージ。
JR西千葉駅から徒歩5分くらいの広場に舞台が設置されている。
手作り感があってニンマリほっこり、入場無料なのに立派な演出。

今回は小編成の渋さ知らズ。それでも10人以上は居る演奏隊。
シンプルかつ豪快なソロ演奏にノイジーさは少なめ、不協和音は健在。
通常前方で座っているダンドリストの不破さんが、
バンドの最後尾でウクレレベースを弾いているの印象的だった。
ヴォーカル玉井夕海さんが中心となって進行、終始明るい雰囲気。
それにつられるようにちいさなお嬢さんたちが最前列で狂気的に踊っていて、
子供を夢中にさせるパワーがこのパフォーマンスにあるんだなって感心した。
サウンドチェックと称して「ナーダム」と「ヒコーキ」を前倒し、
ラストにアンコールで「本田工務店」を熱唱。なんだかんだで盛り上がった。
本来60分のはずが+15分増しで大満足。ホントにお祭りが似合うよね。
秋晴れというかね、夏に戻ったかのようなアツい文化の日でした。


続きを読む


nice!(35)  コメント(0) 

SPARKS @ LINE CUBE SHIBUYA [Live 2019~2024]

SPARKS @ LINE CUBE SHIBUYA(2023/07/25)
スパークスの来日公演へ行ってきました。

キーボードを弾くお兄ちゃん Ron Mael と、
マイクを握る盛り上げ役は Russell Mael のメイル兄弟。
それからバック演奏はギター2人、ベース、ドラムのバンド編成。
小気味よい展開、キレの良さと時々轟音、結構骨太なグルーヴ感。
このスタイルが新譜からの楽曲にピッタリ収まる。新曲とても良かった。
ラッセルはステージを右に左に走り回りながら歌う。歌声がとても綺麗。
お決まりの「The No.1 Song in Heaven」ではロンが踊る姿に最高潮。
歩く姿はおじいちゃんだけど、年齢を超越したパフォーマンス。
去年ソニックマニアで観たけれど、単独公演は中身が濃い。お洒落。
終始楽しかったし感激した。現役バリバリ、年は取るもんですね。


204435.jpg
新しくなった渋谷公会堂は、ステージが広くて開放的。
他のバンドもここでやってくれないかな。



nice!(36)  コメント(0) 

渋さ知らズオーケストラ @ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023 [Live 2019~2024]

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023 @ 東京国際フォーラム(2023/05/04)

4年振りのラ・フォル・ジュルネ。テーマは「Beethoven ― ベートーヴェン」。
お目当ては渋さ知らズだけど、クラシックコンサートも堪能しないとね。

No.114 名手たちによる彩りのコンチェルト
【曲目】
ベートーヴェン:ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO6
ベートーヴェン:ピアノ・ヴァイオリン・チェロのための三重協奏曲 ハ長調 op.56

指揮者もソリストもみんな本当に若い。お若い人にお任せした演目。
緊張してたかどうかは判らないけど、初々しさ、必死さ、真っ直ぐな気持ちが伝わる。
オーケストラと呼応する、特に三重協奏曲は取り巻く連帯性も合致して素敵でした。
たった一公演でもLFJの祝祭感を味わえた。歳なんか関係ないか。



No.125 渋さ知らズオーケストラ (脱ジャンル音楽パフォーマンス集団)
【曲目】 渋さ知らズ、
     ベートーヴェン山脈を登り
     ベートーヴェン海峡を渡り
     ベートーヴェンの風に舞い
     ベートーヴェンの深さを知る!

渋さ知らズは夜九時から開演。朝からドタバタしてもう眠い。(^-^;
数多のベートーヴェンの楽曲からモチーフをちょこっとずつ抜粋して、
そこに歌謡曲やらジャズやらロックやら、ぐちゃっとまぜこぜに編集。
判別できたのは運命と第九に月光。もっとあっただろうけど判別不能。
ビートはあるのにメロディは変則、不協和音がノイズとなって効果的。
フリージャズの、アドリブたっぷり混沌の音楽。渋さ知らズの世界観。
シュールなのにダンスと寸劇と大音量は不思議と飲み込まれてしまう。
そして演奏している本人がとても楽しそう、至る所で笑顔がみられた。
毎度お馴染の感想ですが、4年前に演じていたかもと思うと感慨深い。
演出の所為かもだが、これぞ待っていたという共感がそこにはあった。
濃密な夜祭り・バカ騒ぎでした。眠気が吹き飛んでめちゃ面白かった。


20230504_171320.jpg
日比谷公園から東京国際フォーラムへ急いで移動したつもりだが、
渋さ知らズのキオスクステージコンサートはすでに始まっていた。
それにしてもすごいひとだかり、もう見切り席状態。
残念ながら演奏者はあまり見えなかったけど、普通も楽しい。


nice!(32)  コメント(0) 

Black Country, New Road @ SHIBUYA O-EAST [Live 2019~2024]

Black Country, New Road @ SHIBUYA O-EAST 2023/04/06
ブラックカントリーニューロード “BC,NR” の来日公演に行ってきました。

セットリストは来日直近に発売の新曲ライブ盤 Live At Bush Hall が中心。
この新譜を買っておかなければ、ぶっつけ本番になるところでした。

アイザック脱退後は4人がリードヴォーカルを順々に取っていく。
歌唱力が格別うまいってわけではないけども、自然体で親近感がわく。
臨機応変な隊形をベースとドラムのリズム隊が支える。地味だがベースが良い。
そしてサックスやアコーディオンなど、全員が複数の楽器を演奏する。
たった6人とは思えない音色の広がりと豊かさ、小編成のオーケストラだ。
また、この日に初めて披露する新曲もなかなか良かったです。
バラード調のメロディーからダンサブルへの展開は危うく脆そうで魅力的。
見事に決まったアンサンブルに、時折轟音になって爆発する熱気。
若さ溢れるエネルギーとそれぞれの個性の掛け算、今だからこそできる世界観。
70分ほどで終演、アンコール無し。それでも拍手は鳴りやまない。
「1st & 2nd Album からはもう演奏しない」との決意を表明し幕切れかな?
蛇足は無用、潔い、現在進行形の BC,NR を垣間見た。これからが楽しみ。

BC,NR のアルバムは粗削りな印象で、贔屓にしていなかったけど、
フジロックの LIVE 配信を拝見してから、これはいいぞと惹きこまれた。
言わば「推し」のバンド、直に感じる臨場感は期待通り、素敵な一夜となりました。

20230406_211311.jpg
20230406_175015.jpg



nice!(33)  コメント(0) 

Phoebe Bridgers @ Zepp DiverCity TOKYO [Live 2019~2024]

Phoebe Bridgers @ Zepp DiverCity TOKYO
フィービー・ブリジャーズの来日公演に行ってきました(2023/02/21)。

トランペット、キーボード、ギター、ベース、ドラム、ご本人含め6人編成。
デビューアルバムからは数曲挟みつつも、
実はセカンドアルバム PUNISHER の再現ライヴそのものでした。
PUNISHER の曲ごとに飛び出す絵本(3Dアニメーション)で創り上げる世界観。
アルバムジャケットを連想する星空、夕暮れ、燃え盛る炎、個性的な演出。
演奏は音源とそう変わらなかったけれど、想像以上にパワフルで豊か。
この日がツアー最終日で、メンバーの誕生日をお祝いしたり、
一人ずつクルーを紹介したりとアットホームなシーンもありました。
ラストの I Know the End で轟音と絶叫、大円団を迎え解き放たれた感覚。
アンコールの弾き語りでふっと我に返り、お別れの挨拶、余韻に浸る。
夢のような時間は70分で10000円。散財してます。(^-^;

DVC00390.JPG



nice!(34)  コメント(0) 

渋さ知らズ 解放区 in Howdy Mall 2022 [Live 2019~2024]

DVC00329.JPG

渋さ知らズ大オーケストラの路上ライブを見ました(2022/11/27)。
柏駅前通り商店街による、アートラインかしわ2022 のイベント。
前日に渋さ知らズの地底新聞で知って、方針転換、決行あるのみ。

商店街の歩行者天国の真ん中を陣取って椅子や機材が並んでいる。
とは言うものの、大編成のオーケストラには結構狭いな。
20人ぐらいの出演者が、ぎゅうぎゅうに肩寄せ合って、大道芸のよう。
渋さ知らズおなじみの楽曲を、この至近距離で披露していく。
ヴォーカル・玉井夕海さん渡部真一さんのアドリブで場が盛り上がる。
「えんやーとっと、えんやーとっと・・・」の繰り返し。
コール&レスポンスも久しぶり、懐かしいな、相変わらず楽しい。
5歳くらいのお嬢さん(二人姉妹)が輪の中に入って踊っていたのが可愛かった。
雲ひとつない青空の下、ヒコーキ雲も見れました。偶然にも素敵な演出だ。
家でゴロゴロになりがちだから、晴れ晴れとした休日を過ごせた。
こういうことがようやく出来るようになったのが嬉しいんだよ。


話変わるけど、、、
多肉植物「荒波」ちゃん、今年も咲きました。
黄色いお花はやっぱり可愛い。一回り大きくなったので植え替えました。
植木鉢は元々「紅彩閣」のものだったのだが、急変して枯れてしまった。(-_-;)
今年の夏、尋常じゃない暑さだったもんだから、遮蔽するべきでしたね。
只今、残った子株を再生中です。

DVC00366.JPG



nice!(34)  コメント(0) 

FRANZ FERDINAND @ 東京ガーデンシアター [Live 2019~2024]

FRANZ FERDINAND
Hits To The Head TOUR JAPAN 2022 @ 東京ガーデンシアター

フランツ・フェルディナンドの来日公演に行ってきました(2022/11/28)。
単独公演に参戦したのはもうだいぶ昔のこと、ご無沙汰してます。

年月が経ってメンバーが入れ替わっての5人体制。
セットリストはまさにオールタイムベストの楽曲を、
ややスローで、重たく、タイトにしたようなアレンジ。
序盤こそ地に足ついた、年相当なスタイルかと思いきや
Do You Want To が投下されると場内は一変、ド~ンと弾ける。
Michael や、Take Me Out など初期のヒット曲はパワーがある。
フロントマンのアレックスはキレキレの動き、盛り上げ上手。
コール&レスポンスで煽るし、オーディエンスもちゃんと応答。
エンターテインメント満載のパフォーマンスを堪能した。
アンコールでの新曲 Billy Goodbye はきっと代表曲になると思うし、
ラストの This Fire はメンバー紹介を挟む超ロングプレイで大団円。
ひさびさの熱い90分間でした。ちゃんと90分で終わっちゃうのね。(^-^;

DVC00368.JPG



nice!(36)  コメント(0) 

THE LUMINEERS @ The Garden Hall [Live 2019~2024]

THE LUMINEERS JAPAN 2022 @ 恵比寿ガーデンホール
ザ・ルミニアーズの来日公演に行ってきました(2022/11/22)。

前回とメンバー入れ替わったかもだが、6人編成のマルチプレイヤー集団。
オーガニックな質感の楽曲、メランコリックで温かいメロディ。
新譜 BRIGHTSIDE が中心のセットリストも、
3曲目で代表曲 Ho Hey 、意表を突かれる演出で会場が熱狂する。
無邪気さと人懐っこい性格で、お客さんとの垣根が溶けていく。
ローディーさんの素早いお仕事もあって 、颯爽と展開していく。
フォークインディロックの底知れぬ躍動感、手拍子も効果的に催促していた。
バラードも牧歌的な明るい空気が漂う、お祭り気分が楽しくて晴れ晴れとする。
アンコールも4曲プレイして、シンガロングで大盛り上がり。大満足。
コロナ禍明けのLIVE はとっても新鮮な感覚で心に沁みますね。

DVC00322.JPG



nice!(30)  コメント(0) 
前の20件 | - Live 2019~2024 ブログトップ