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新日本フィル・ニューイヤー・コンサート2024 [Classic]

新日本フィル・ニューイヤー・コンサート2024 in すみだ曳舟
《落語&オーケストラ》@ 曳舟文化センター(2024/01/06)

毎年お馴染みの新春クラシックコンサートへ行ってきました。
仕事始めを挟んで、今年二回目です。他にやること無いわけ。

前半は落語、古今亭志ん輔師匠の一席。
初めて落語を寄席で聞く、出だしで語るマクラってのが面白い。
演目は正直者が報われるという、いい噺じゃないですか。
家に帰って調べたら、古典落語「幾代餅 / いくよもち」でした。
短編小説を読み終えたホッとする感覚、スッと余韻が不意打ちに来た。
30分喋り通しは正に芸能、もう一度聞いてもクスッと笑ってしまいそう。

後半はメインのクラシックコンサート。
いつもより小さな会場でメンバー構成も小編成ですが、
劇場で演奏するオーケストラは音響抜群・迫力満点。
とりわけソプラノが超絶で、場外まで届きそうなダイナミックな声量。
今井さんご自身も魅力的だし、オペラの歌い手の規格外さに毎度驚く。
J.シュトラウスⅡは3日前の公演と丸かぶりでしたが、また違って聴こえる。
金管や打楽器がよく響く「管弦楽のためのラプソディー」は感極まってしまう。
笑いの要素が多め、一粒で二度おいしいとは言い得て妙。
羽目を外した感じ、ちょっとおふざけを含んだ演出がリラックスに繋がる。
賑やかな雰囲気がなにより、このスタイルは十分ありですね。
年末のベートーヴェンの第九よりもニューイヤーコンサートの方が
断然好きなんだよなって改めて思う。バカですねぇ。(^-^;


【第一部】落語 30分
落語:古今亭志ん輔

・・・休憩 20分・・・

【第二部】オーケストラ 60分
指揮:和田一樹
ソプラノ:今井実希*
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

J.シュトラウスⅡ:喜歌劇『こうもり』より序曲
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「慕わしき御名」*
J.シュトラウスⅡ:ポルカ「観光列車」
グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」*
グノー:歌劇『ファウスト』より「宝石の歌」*
J.シュトラウスⅡ:ワルツ「美しく青きドナウ」
外山雄三:管弦楽のためのラプソディー
アンコール / J.シュトラウスⅠ:ラデツキー行進曲

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