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川口ファミリー・コンサート [Classic]

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新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会 
川口ファミリー・コンサート @ 川口リリア(2023/08/20)

夏休みの最後は、たまにやる埼玉遠征。意外と好き。
魔弾の射手は艶やかで上々の盛り上り、続いて本日のメインはブルッフ。
ヴァイオリン協奏曲第1番のソリストは2011年生まれの HIMARI さん。
どう見たって小学生なのですが、その手にはストラディバリウス(貸与品)。
うわっ!巧い!音の運びにコブシがあるというか、技術的にはもう大人の演奏。
ソリストアンコールでパガニーニやるか?信じられない、末恐ろしい存在感。
この年齢でプロなんですね、もっと自由に遊べばいいのにと思っちゃう。
(プロフィールによると、現在アメリカを拠点に活動しているそうです。)

後半は知ってる曲、どこかでよく耳にするバレエやオペラの有名曲。
バーンと闘牛士をやって、火の鳥からボレロへ、熱く燃え上がる。
ポンポンポンと小気味良く転回して、軽快に、エネルギーに満ちていた。
生演奏で聴くボレロはいつでも素敵、ワクワク感がある。
親子で楽しむオーケストラコンサートはまんざら子供向きでもなくて、
むしろ大人向き。おじさんでも十分楽しめる音楽の授業でした。


指揮:横山 奏
ヴァイオリン:HIMARI
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団

【曲目】
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調op.26
ビゼー:歌劇「カルメン」より”前奏曲”
ストラヴィンスキー:バレエ、「火の鳥」組曲(1919年版)より
ラヴェル:ボレロ

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本番前のロビーコンサート、最前列でかぶりつき。
選曲がナイス、プログレッシブでロック風、夏フェス気分をもらった。



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老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

吉松隆さんの曲のロビーコンサート。

吉松隆さん、キース・エマーソンのタルカスの秀逸な編曲があるだけに、プログレッシブでロック風とあれば聴いてみたくなってしまいますね。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2023-08-27 11:39) 

りあむ

おっしゃる通りキース・エマーソンのほか、イエス、ピンクフロイド、ビートルズを鉄腕アトムの力で丸め込んだそうです。面白いこと考えますよね。
by りあむ (2023-08-29 06:29) 

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