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最近聴いてみたCD とか 2023/06 [へなちょこレビュー]

2023年も折り返し。早くも蒸し暑い、そしてもう夏バテ。


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RAT SAW GOD / WEDNESDAY
シューゲイザーとカントリーでカントリーゲイズと自嘲するバンド、ウェンズデイ。
静寂からの轟音ギターに、繊細な歌声は悲鳴と変わり、ついにはドカンと爆発する。
「カントリーゲイズ」とは言い得て妙、新たなジャンルになればいいね。
Big Thief とちょっと似てるような。ライヴで聴いたら爆音なんだろうな。
こういうバンドが続々と出てくるのが嬉しい。楽しい。


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EVERYTHING HARMONY / THE LEMON TWIGS
レモン・ツイッグス、2019年以来の4枚目のアルバム。
なんだか随分と経ってしまいましたが、その間に十分熟成された傑作。
アコースティックによる美しいハーモニーが魅力的。聴き惚れてしまう。
ロックは勿論、フォークソングまでやれちゃうのね。


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First Two Pages of Frankenstein / The National
コロナ禍で制作を共にしたテイラー・スウィフトやフィービー・ブリジャーズらが参戦。
言わば恩返しというか、ゲストが豪華で、メロディもなかなか良いんだけどね。
う~ん、でも、いざ女性陣がヴォーカルをとってしまうと、
主役であるはずのナショナルが、バックバンドになってしまう。
前作はこの手法がハマったのに、微妙にバランスがくずれてしまった。勿体ない。


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How To Let It Go / Sigrit
ノルウェー出身、シグリットの2022年に発表した2ndアルバムが来日記念盤、
つまり国内盤になったので買ってみました。来日公演が決まってから出るパターンだ。
芯の通ったヴォーカルで、今時の新人さんは爽やかで完成度は思いのほか高い。
北欧だからか、お隣の ABBA のようなダンサブルな楽曲も混ざっている。
たまにね、こういったポップな作品も手にとってみるんですよ(目覚まし代わり)。


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フィリップスの完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン(TAT4556BK)
低音部分の響きが良く、勿論ヴォーカルなんかもクリアに再現。
あたしが好むアルバムとは、歪がなくてピタッと決まる、と思う。
というかもう、技術的に10年前とは全く別物なのね。
この中にバッテリーがあるとは到底思えないし、本体の重さもOK。
一応ノイズキャンセリング機能も搭載され、入門機器として十分だな。
とにもかくにも数千円で利便性を買ったのだ。(^.^)



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最近聴いてみたCD とか 2023/04 [へなちょこレビュー]

2023年の聞き比べ。
随分ご無沙汰です、やはり昨年のリリースラッシュが凄すぎた。
備忘録として文字に起こすことで客観的に頭を整理。

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Cracker Island / Gorillaz
気が付けば活動開始から25年だそうです。デーモンすごいな。
当時はまだ、畑違いのコラボレーションが珍しかったよね。
まさしくこの架空バンドのおかげで、様々なジャンルの音楽と繋がりが築けた。
やっぱりご当人が歌わないとね、前作が裏方に徹していたのに対し、
アルバム全体のバランスが向上、コラボの楽しさが詰め込まれている。


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Heavy Heavy / Young Fathers
ソウルフルな楽曲、スピーディーに展開するノリの良さ。
ヒップホップの枠から完全に脱却した、実験性が実ったロックのよう。
自由をつかんだ会心の一撃、ひさびさにゾクッときた、中毒性が強い。
こういう作品に手が伸びるのも、ゴリラズのおかげかもしれん。


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Cuts & Bruises / Inhaler
アイルランド、ダブリン出身のバンド、インヘイラーの 2nd アルバム。
U2 のボノの息子さんが歌っています。結構うまいよね、良い声質してる。
なんとなくU2っぽさがあるような?ないような?
バンドメンバーのルーツ音楽が垣間見える、さらに大きく飛躍した一枚。


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デノンの CDレシーバー(RCD-M41-SP)。ONKYOからの買い替えです。
昨年末に買って、よっこらせと組み立てて、ある程度なじんできたかな、と思う。
高級クラスではないが、奥行きが広がってクリアでダイナミックに聞こえる。
後日、別売りのスピーカーも買い替えてみたら、音質も安定しました。
出すって大事ですね。アンプとスピーカーの相性は試してみないと分からない。
当たり前だけども、新品って綺麗で気持ちが良いなぁ、
ケチケチせずにもっと早く買えばよかったよ。



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最近聴いてみたCD 2022/07 [へなちょこレビュー]

2022年は新作目白押し。
いやしかし多過ぎるって、雑な感想になってまう。


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Small World / Metronomy
(もう当たり前になっているけど)コロナ禍で制作されたよう。
当初はひねくれたサウンドに衝撃を受けたもんなのだが、
今回はさらっと聴き得れてしまうな、まるでJ-POP の軽い音量。
散々やり尽くして現在に至るといったところでしょうか。


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Something in the Making / Team Me
再結成してから初、前作から実に7年振りの復活。
若者アーティストの特権、大所帯の元気なポップロック。
かつての面影がちゃんと残っている。
今となっては只々懐かしいです、ずいぶんと昔のように感じた。
あたしも同じく年を重ねて普通のおじさんになっちゃたんだよね。


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Emotional Eternal / Melody’s Echo Chamber
メロディ・ポシェットによるプロジェクトの通算3作目。
ポシェットのささやくような歌声は、ゆったりと揺蕩って、リ・ラックス。
BEACH HOUSE にも引けを取らないドリームポップは
好きな人にはたまらない。もっと早くから知っておけばよかった。


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Life Is Yours / Foals
こちらもコロナ禍ロックダウンに製作された作品。
やっぱりこの期間って特別で、作風が変わるんだよね、いい意味で。
明瞭なグルーヴが強調され、よりダンサブルでノレるロックアルバム。
昨今の行動制限を上手に皮肉ってるよね。
これ聴きながら運動なんてしたらトランス状態になるかも?
嬉しさ・楽しさを体感する、ある種の中毒性があります。


もっといっぱい買ってはいるんだけど、あたしの戯言は停止して
話変わるけど、本題はね、、、

FUJI ROCK FESTIVAL'22 のライブ配信やってますねぇ。ありがたい。
1日目は、VAMPIRE WEEKEND の前、初見の DAWES (ドーズ)良かったっす。
2日目、唯一無二の JACK WHITE、FOALS も素敵。Cornelius (コーネリアス)も出現。
この開放感好きだな、ずっと見てしまう、つい音量を上げてしまう。

本日3日目は、JAPANESE BREAKFAST、BLACK COUNTRY, NEW ROAD、
そして愛しの MOGWAI 必聴です。




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最近聴いてみたCDとか 2022/04 [へなちょこレビュー]

2022年は新作目白押し。おじさんたちの振り返り。

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Oochya! / Stereophonics
ステレオフォニックス結成25年の新譜。
キャリア初期を彷彿させるケリーのしゃがれた声に荒々しいギター。
ん?もしかしてガレージ・ロックが蘇ったかもしれない。
生涯作品のいいとこどり、25年分の「おさらい」をしたのだ。


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Lucifer On The Sofa / Spoon
我が道を切り開く、あたしのスプーンもついに10作目。
何かこう色々やってきて、一周回ってギター・ロック一本に回帰。
独特の歌いまわしも健在、シンプルイズベスト。
このほうが似合ってて気持ちいいな。


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As I Try Not To Fall Apart / White Lies
ホワイトライズの新譜もロックンロール。
ダークで重々しい、のっしのっしと重低音満載のメロディ。
小細工なしのスケール感がダサかっこよい。兎に角分かり易い。
大作志向なのかな?今時珍しい。他のアーティストとの路線が明瞭で、、、
こういうの一枚挟んでおくと、両耳がビクッと背筋がシャキッとします。


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Time Skiffs / Animal Collective
複雑に混ざり合う実験的なサウンドが響く、嘗ての手法を取り戻した。
ポップでサイケデリック。三人揃い踏みだと完成度もすごく高い。
本気のアルバム。こういうのを待っていたんだ。やっぱりすごいな。


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「荒波」とセットで買った多肉植物ちゃんも咲きました。
お正月を過ぎた頃につぼみが4個出てきて、、、
3か月以上たって自分の体と同じくらい大きな花を咲かせました。
鮮やかに輝く赤紫色の花から察すると「すみれ丸」(芍薬丸)だね。
まん丸のボディにリボンを付けたようで、ちょっとかわいい。
ちゃんとお世話すれば花咲くのね。来年も咲いてくれるかしら?


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最近聴いてみたCDとか 2022/03 [へなちょこレビュー]

2022年の幕開けは新作目白押し。
絢爛豪華な歌姫たちに踊らされてしまう。

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Once Twice Melody / Beach House
8枚目のアルバムはセルフプロデュースの2枚組。
第1章から第4章まで分かれていて、交響曲ばりの構成、ボリューム感。
打ち込みのような特徴的なドラミングもメランコリックな美声が重なって、
それはそれはトロントロンにとろけてしまう一枚。
ドリーミーな余韻がいいね。流石だね。


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Dragon New Warm Mountain I Believe in You / Big Thief
ビッグ・シーフの新譜も2枚組。
前作からの製作期間が短いよね。まだ若くって勢いがある証拠。
彼女のちょっと不安定な、ゆらゆらする歌い方が少し変わったか?
力みが抜けて自然体で歌っているような気がする。
思えば2020年の来日公演に行く予定でしたがあいにく中止。
海の向こうでは、ほんの一瞬でビッグになっちゃって、、、
もうライブハウスの小さな箱でみることはできないのね。


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Laurel Hell / Mitski
ミツキも同時期に新譜発表。忙しいなぁ。
彼女でならではの世界観は崩さずに前作よりも明るめになったかな。
80年代のポップソングのような隠し味を感じた。
個性的なリズムや音楽性によって、何気なく前向きな気分へと励ましてくれる。
マイナス思考へ陥りがちな日々を、±0へ、平常心へ帰る原動力というか。
う~んうまく説明できなけど、スルメ的で奥が深い作品。(^-^;


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多肉植物ちゃん、暖かくなって順調に開花。
あと一週間ぐらいたてば、きっと満開になるでしょう。
昨年に土(植木鉢)を変えて、一回り大きく生長、花房も4本に増えた。
毎年咲いてくれると、育てる楽しみも継続しますね。
今年のお花見も部屋の中にて候。


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最近聴いてみたCD 2022/02 [へなちょこレビュー]

2022年もCD買ってやるぞっていう開き直り。
聴き取り結果を一言ずつ。

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ZEROZEROZERO<限定盤>/ Mogwai
ドラマ ZEROZEROZERO のサウンドトラックがCD発売。
世界的な麻薬取引を描いた緊迫の物語なんだそうで、
ギターノイズにピアノを効果的に使って緊張感を再現している。
彼らお得意の手法がそのまま反映されて、暗闇がどこまでも続く。
結構上出来、オリジナルアルバムに匹敵するかも。


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Fever Dreams / Villagers
アイルランド出身のフォークロック・バンド 、ヴィレジャーズ。
中心人物であるコナー・J・オブライアン、一人でやっているとは到底思えない、
壮大なスケール感があって、大所帯バンドのように進化した。
牧歌的郷愁感があって、ナチュラルな音色に心なごみますね。


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Jump Rope Gazers / The Beths
ニュージーランド出身のバンド、ザ・ベス。
ヘロヘロというか丁度良いゆるさ、脱力感、リズム感を持つギターポップ。
ここにエリザベスの歌声が効果的に収まる。良いね。
さすが老舗のサブポップが目を付けたバンドだよね。
ライブで聴いたら轟音だったりして?


SUMMER SONIC 2022 開催されるそうです。
ST.VINCENT もやってくるそうで、ロック分野もある程度占めている。
行くか?今年は行ってみるか?と迷いまくる、今年初の明るいニュース。


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最近聴いてみたCD 2021/11 [へなちょこレビュー]

秋らしい時期は足早に過ぎて肌寒くなってきました。
2021年も残りわずか、もう年末じゃん。

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Hideaway / Wavves
ウェーヴスのアルバムを久しぶりに買いました。
ローファイでサーフポップ風のノイジーなサウンド。
美メロでスパッと切れる思い切りの良さ。爽快感。
全曲30分に満たないのが、逆に無限ループになってハマる。
ジャケットも好きだな、シュールレアリズムっていうの?


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The Black Hole Understands / Cloud Nothings (2020)
2020年、コロナ禍の中、リモートで制作されたそうです。
半分遊び、半分本気のような、過去の作品とはひと味違う心地よさ。
ジャムスタイルからの跳躍は、ポップで軽い、軽くて歌声も可愛い。
これなら無骨な曲が苦手な人にも聴きやすいでしょうか。
かつては Wavves ともコラボしたし、元々応用性の利く技量があるのだろう。
2021年に改めて出した新譜とセットで聴くと面白いかも。


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Muzz / Muzz (2020)
インターポールのポール・バンクスと、その仲間達で3ピースバンド結成。
フリート・フォクシーズも入っています。
フォークとロックをルーツミュージックのようなレトロな風合いにアレンジ。
決して古臭いわけではなく、アナログのような音の再現を狙っている。
異なる分野で培ってきた才能が集まって、いいとこどりの素敵な一枚。
このアルバムもずっと聴いてられるな。


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Coral Island / The Coral
我が道を行く。道がなければ切り開く。
ザ・コーラルは何年経ってもザ・コーラルでした。
記念すべき10枚目のアルバムは2枚組の古典派サイケデリック・ロック。
UK 固有の土着感を醸造させ、ヘンテコな物語を作り出す。
マニアックな作品を選ぶのはアタシぐらいかな?


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Sour / Olivia Rodrigo
オリヴィア・ロドリゴのデビューアルバム。
高校生(卒業したばかり)の初々しさよりも完成度の高さに驚き。
透き通る歌声、ロックにも聞こえる曲調、結構ガンガン攻めてきます。
十代ならば甘酸っぱいと言いたくなるところですが、もう大人です。
確かに2021年の話題になる作品でした。

我が家のオーディオが調子悪い、そろそろ寿命かもしれん。
なので物色してみたらONKYO ってもう無いのね。ガッカリです。
他のメーカーも旧モデルばかり並んでいるような気がする。
世間の皆さんは、ポータブルプレイヤー+高級イヤホン派なんだろうか?



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最近聴いてみたCDとか 2021/08 [へなちょこレビュー]

2021夏期休暇は買いだめしたCD を一気聴き。ひとり夏フェス。


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Blue Weekend / Wolf Alice
若手筆頭で脳内に響いた、素晴らしい作品。
エリーの存在がより大胆で繊細に、成長を大きく感じる。
近い将来、英国を代表するバンドになると思います。
こうなるなら来日公演チェックしておけばよかったよ。


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Typhoons / Royal Blood
今までと打って変わってエレクトロに寄った感もあるが、
特注のベースで実際に弾いているビートがおどろき。
メロディーを奏で、リズムを刻み、自身で歌う、二人の業物。
演奏形式は変えず、わざわざダンスミュージックを肉体的にやっている。
ある意味、渾身のロックだわ、独自の嗅覚を持っているわ。


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Bright Green Field / Squid
スクイッドのメジャーデビューアルバム。
熱いロックンロールバンドですね。今時珍しいクラウトロック。
ヴォーカル、ギター、リズム隊、一丸となったグルーヴが狂気的でヤバい。
Warp Records は毎度面白いバンドを見つけてくるね。


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adidas YUNG WORLD
ビームス オンライン アウトレットショップ タイムセール で見つけた LAST 1 品物。
懐かしいフォルム、ロゴとか細部へのピンクの配色が気に入って買っちゃった。
今のシューズはゴツくても軽いんだね。ウォーキング用にもう一足追加です。
靴を試着しないで注文するのはソワソワするけど、フィットしてよかった。
¥16000⇒¥4000 の掘り出し物。スニーカー集めるの楽しいかも。(^.^)


聞くところによると、
USEN STUDIO COAST(新木場)閉館だそうです。
音響がとても良くて、鑑賞しやすくて、良いハコだったよな。
海外アーティストによる来日ツアーの思い出がたくさんあります。
至極残念、借地だったのねぇ。(-_-;)



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最近聴いてみたCD 2021/07 [へなちょこレビュー]

2021年も半分経ちました、梅雨もあけました。なんと恐ろしい。
すっかりサボってしまった CD 初聴き備忘録。


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A LONG VACATION 40th Anniversary Edition / 大瀧詠一
今更だけど40周年記念盤を買ってしまいました。
うろ覚えですが、このレコードは子供のころ実家に在ったかもしれない。
作詞は盟友松本隆、アートワーク永井博。このジャケットもベリーグッド。
サブスクリプションなんて関係ない、ひとり一枚持ってて損はない。
説明不要、日本の至宝。


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Built To Spill Plays The Songs Of Daniel Johnston / Built To Spill
わが愛しの US インディバンド=ビルト トゥ スピル の新譜は、
ダニエル ジョンストンさんのトリビュートアルバムでした。
原曲をまるで自身で生み出したかようにバンドとぴっしり合う。
相思相愛な関係性がわかる、繊細に仕上げている一枚。


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DADDY'S HOME / St,Vincent
題名通り親父が聴いていたという70年代風のカラーが滲み出て面白いな。
過去を振り返るというか、ライトな作品も発表するとは思わなかった。
常に自身のカラーを変えようとしているのかもね。
その探求心を実現できるギター技法は流石、変幻自在のお姉さん。


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When You See Yourself / Kings Of Leon
今回はややおとなしめの落ち着いた印象。スマートになっちゃった。
重装備を解除してTシャツ一枚になっています。マスクが暑いんだよ、たぶん。
年を取るってこういう傾向もありますよね。もぅめんどくさいのね、たぶん。
昔からずっとファンなんだけど、未だ生 LIVE 演奏を体感したことがない。
七夕の願いは、誰か日本に呼んでくれよ。


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Half Drunk Under A Full Moon / The Fratellis
発売延期を繰り返し、ほぼ壱年遅れの新譜です。
若かりし頃とはまた違った、吹っ切れた感じがさらに増幅。
オトナの醸し出すお洒落さが満載のポップソング集。
いよいよ魅力的なバンドになってきましたよ。これがダンディってやつ?
上記で述べたアルバム同様、ベテランが健在だと元気が出ますが、
それじゃ困るや物足りない、若手の勢いもチェックしないと。^^;



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最近聴いてみたCDとか 2021/03 [へなちょこレビュー]

時折書き留めたくなる音楽鑑賞の話。


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evermore / Taylor Swift
前作 folklore がグラミー賞、栄光に輝く。その姉妹アルバムなんだとか。
インディー・ロック勢とのコラボは結果的に大成功。
芯の通ったヴォーカルと美しいメロディはそのまま健在。
coney island (feat. The National)、evermore (feat. Bon Iver) はもう反則。
多様性が目一杯詰め込まれている。すっかりファンになっちゃったな。


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Chemtrails Over The Country Club / Lana Del Rey
前作はちょっと重いんだよなと思いつつも、
これで良いのかもしれないと今作を聴いて思った。
この上なく渋い、枯れて美しい、結局この歌唱能力に尽きるかな。
独自路線と受け継がれてきたモノが両方あるような気がして、
新しくもアリ古くもアリ、孤高の作品。


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Always Tomorrow / BEST COAST(2019)
いつの間にかリリースされていた、ちょいと昔の新譜。
国内盤が出ないと情報が限られていて大分乗り遅れちゃった。
突っ切る爽快感と適度な脱力感。こういうの大好きだな。
題名直訳通り「いつも明日」を向いていこうってそんな感じね。


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窓際の多肉植物ちゃん、今年も咲いてくれました。
小指ほどの白い花はわずかに甘い香り。チョットだけ癒されます。
そろそろベランダに出しておこう。




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最近聴いてみたCD 2020/09 [へなちょこレビュー]

発売延期の新規CDが少しずつ発売されるようになりました。
どうにもダウンロードがしっくりこないおじさんです。
やっぱりアルバム単位で聴くのが好きなのです。


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folklore / Taylor Swift
テイラースウィフトさんは今まで食わず嫌いしていました。
が、コラボしたアーティストに刺激されて聴いてみました。
誰かというと、ボンイヴェールにザ・ナショナルのメンバー。
独自路線を行くあたしの好きなおじさん連中。
彼女の歌声とピアノの音色がマッチして落ち着いた美しさ。
実力者同士の即興的なやりくりがとてもいい作品になった。
あまりに突然だったから背後から殴打されて、やられたって感じです。



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Punisher / Phoebe Bridgers
前作同様、彼女の作品は妙に胸に刺さるんだよな。
この灰色の、でも透き通った、美しいメロディ。
時より光が差すような歌声にうっとり。惚れてるかも。(^^;)
お酒飲みながらまったりと聴いていますよ。



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Fetch the Bolt Cutters / Fiona Apple
初期のアルバムだけ持っていて、10数年ぶりに手に取ってみた。
おうおうおう、こんなんだったっけ?とイメージが変わった。
多彩な表現力にビックリする。
何でもありを実行できるスキルが凄いね。
USインディロックを蘇生させる一枚。



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A Hero's Death / Fontaines D.C.
フォンテインズD.C. 全然知らなかったバンドでした。が、
セカンドアルバムは国内盤も出てました。日本でも人気なのね。
ぶっきらぼうな歌唱は初期のホラーズに似ているかも。
アイルランドのね、あの独特なサイケデリックでロックンロール。
若い人が繋いでくれていますよ。将来性に期待感大。



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最近聴いてみたCD 2020/07 [へなちょこレビュー]

気が付けばもう7月です。蒸し暑いです。
一日中マスクつけて仕事やっていると、どういう訳だか、
あたしひとりだけ汗が止まらなかったり、ひどい頭痛になったり。
こっぴどくやられてます。ある意味で緊急事態だわ。(-_-;)


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MTV Unplugged (Live at Hull City Hall) / Liam Gallagher
oasis の初期曲&ソロ作品をリアム本人が歌っているだけなのに、、、
すげえ良い感じ。元メンバーのボーンヘッドも参加して、気合入るわけだ。
円熟のヴォーカルが、バンドマジックで何倍にも破壊力が増す。
聴く側にもすごい熱量が伝わってくる。引き締まった臨場感。
オエイシスは兄貴の私物でなく彼のものでもあるんだよな。
スーパーソニック(サマソニ2020の代行開催)気になりますけど、、、
はたして自己管理できるかな?夏の野外でマスクはずしちゃうよな。


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John Grant With The BBC Philharmonic Orchestra: Live In Concert
/ John Grant (2018)
ジョングラントのオーケストラコンサートアルバム。
彼のバリトンボイスとオーケストラのバランスがマッチして、
オリジナル盤よりも生き生きしている。歌の良さが際立つ。
わざわざ日本国内盤を送り出した気持ちが汲み取れる。
LIVE いいよなぁってしみじみ思います。
日本での人気も上がってほしい。


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MAN ALIVE ! / KING KRULE
キングクルールの新譜がなかなか面白い。
ヒップホップ、パンク、ブルーズ、、、もう分からないくらいごちゃまぜ。
彼のボーカルも変幻自在。初期のGORILLAZ みたい。
幾つものアイデアが詰め込まれた作品。ネタ切れは全くないのだろう。



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最近聴いてみたCD 2020/04 [へなちょこレビュー]

今年も買ってますよ、時代遅れのCDを。印象に残った作品一言集。


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The New Abnormal / The Strokes
おそらく2020年を象徴する作品となるでしょう。
ジュリアンのふにゃふにゃボーカルと、最小限のリズム隊、ギターのアクセント。
そこから生まれる無限の展開、バランス感覚が危うくて気持ちよく、すっと終わる。
ちょっと昔にタイムトリップさせられた素晴らしいガレージロックアルバム。
この初聴の思いのままを書き残したかったようなもん。



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The Slow Rush / Tame Impala
あっという間に海外フェスでヘッドライナーになってしまった。
我が道を行くというサイケデリアが世界基準になってしまった。
そりゃ気持ちいいもん、車中で聞いたら丁度いいもん。
何処にでもありそうで、見えない中毒性がありますよ。



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Sad Happy / Circa Waves
サーカの新譜。立て続けに出ても品質は損なわない。
軽快なロッケンロール。ポップで個性的で面白い、いい声しとる。
LIVE とセットにすると何倍にもなるんだろうな。
LIVE 行きたいね、まったくもう、一体いつになるんだろう。
このジャケットが現況とマッチして切ないね。



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ALL MIRRORS / Angel Olsen
内省的でちょっと暗いかもしれないけど、、、
何度も聴いているうちに詩的でいいよなぁって思う。スルメ的一枚。
新譜出すごとに変化する彼女ならではの作品。
歌詞に誤解なく目が行くのは、国内盤があってこそで貴重だと思う。
映画タイトルの翻訳よりもずっと良い。



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最近聴いてみたCD 2020/01 [へなちょこレビュー]

お正月休みにローテーションしていたCD。一言メモ。


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Golden Hour / Kacey Musgraves (2018)
ケイシー・マスグレイヴスさんは、ナッシュビルのカントリー歌手。
このアルバムはカントリー色は薄くポップでカラフル。
なにより歌唱力が素晴らしい。誰にでも受け入れられるような感じ。
グラミー賞年間最優秀アルバム(2019)獲ったの、わかる気がする。


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Hyperspace / Beck
前作から2年で新作、まったりふわふわなアルバム。
へんてこなジャケットといい、彼らしくないという第一印象。
と思ったらファレル・ウィリアムスとの共作でした。
振れ幅が大きいね、あの手この手で刷新できるのは流石。
もうすぐ五十路、柔軟に活動できるのが若さの秘訣。


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Why Me? Why Not. / Liam Gallagher
なんとな~く名前だけで購入して、予想を超える出来栄えに驚いた。
バンドの頃よりもずっと生き生きとしている。躍動感がある。
楽曲の提供も受けているし、プロデュースの腕が上達したもよう。
このご時世、純粋なソロ活動ってやっぱ難しいんだな。



・・・あたしのパソコン。
Windows 7 から Windows 10 へアップロードしました。
もちろん無料だけどさ、しぶしぶやりましたよ、一晩かかったわ。(-_-;)
お試しに記事を書いてみて、ピコピコと通知が連射される始末。
別に便利になったわけじゃないもんね、今年もボヤキが収まらず。



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最近聴いてみたCDとか 2019/11 [へなちょこレビュー]

11月3日はレコードの日なんだとか(ディスクユニオンより)。
、、、アナログ持ってないけど、、、印象に残ったCDをひとこと。


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MY SONGS / Sting
ポリス時代も含めたヒット曲をセルフカバーした一枚。
どちらかというとポリス時代の方が好きだったんですけど、
彼がミュージカルとして書き下ろした『ザ・ラスト・シップ』が結構見応えがあって、
スティングのソロ作品も好感を持つようになりました。
オリジナルの雰囲気を壊さず、渋く淡く円熟された感じです。
お金うんぬんよりもこうして名曲が復活するのは悪くないですよね。
その一方、ビートルズは(本人の意思とは関係なく)更新しすぎだね。(^_^;)


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HOT MOTION / Temples
いつの間にかひとり脱退してレーベルも変わっていた。
しかし懐かしのサイケは健在。あのフワフワな髪型も健在。
3枚目もなんだか気持ちよくなる作風。
もう真似なんかじゃなくて実力そのものだと思う。


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TWO HANDS / Big Thief
ピッチフォークが高得点を評したちょっと気になるバンド。
まぁピッチフォークとは好みにズレがあるので当てにはなりませぬが。
前作『U.F.O.F.』から数か月後にリリース。続編のようです。
紅一点レンカーの歌声が魅力的。内省的で繊細、時々エモーショナル。
仄暗い曲調に徐々に惹きつけられる。ヤラレル。
半年後の来日公演行くかどうか迷いますね。


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タケオキクチのレザーペンケースと、RETRO1951 のボールペン。
筆記用具を一新してみました。セール品だけども。
会社から支給される3色ボールペンの方が機能的ではありますが
カバンからお気に入りの文具をサッと出すのが良いのよね。
昔は結構こだわってました、気が付けば何十本も抱え込んでしまった。(^^ゞ
今は使うものだけ、少数精鋭で(欲しくなる気持ちを)押さえておこう。



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最近聴いてみたCDとか 2019/08 [へなちょこレビュー]

今夏、この暑さ、カラダが慣れぬ。太陽が恐ろしい、沈むまで待つ生活。


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ANIMA / Thom Yorke
トム氏のソロ作品は馴染むのに時間が掛かることもあるのですが、
今回は取っ付きやすいサウンド・メロディですね。
快いビートは職人芸、丁度いい暗さ、中毒性たっぷりな一枚。
サントラ扱いはもったいない。


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I Am Easy To Find / The National
前作 Sleep Well Beast の延長戦ではなさそう。
女性ヴォーカルの参加で若返った。見事に生まれ変わった。
あれ以上枯れたらしぼんでしまいそうだったし。
インディロックのアンチエイジングでした、美メロですわぁ。


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MassEducation / St.Vincent (2018)
「マスセダクション」のリメイク版「マスエデュケーション」。
ピアノ一台と綺麗な声が印象的。まさに弾き語り。
リメイクというより新作のような輝きがある。
2枚を聴き比べたりしてます。


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ヴァンパイアウィークエンドのCD特典プレゼントに応募して、
ファーザー・オブ・ザ・ブライドの告知ポスターが当選。
実のところ目玉グッズのサイン入りTシャツはパスして、ポスターにしました。(^_^;)
ハガキは当たるね。誰も送らないんだろうね。
何処の部屋に貼ろうかねぇ?ポスターだらけになってきたよ。



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最近聴いてみたCD 2019/06 [へなちょこレビュー]

気が付けば2019年も折り返し。早すぎだっぺさ。

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The Art Of Pretending To Swim / Villagers (2018)
ヴィレジャーズの4作目。昔見たときは地味に感じたんだけど、
これまでで一番、コナー・オブライアンの個性が出ているかも。
明と暗、曲のジャンルにとらわれない、スルメな作品。


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The Balance / Catfish and the Bottlemen
ぶっきらぼうで、どこか斜に構えているイメージだったのだが、、、
今回はさらに王道だ。骨太なロックだ。どこまでひねくれているのやら。
個性的なボーカルにギターとストレートで爽快、聴いてて気持ちいいです。


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Father of the Bride / Vampire Weekend
前作から6年も経てば当然変わるか。さわやかさとピースフルな雰囲気。
内に籠るインディっぽさから脱却、外へ解放するポップへ。
アク(アフロっぽさ)が消えてすっきりしちゃった。
彼らの分岐点になりそうな作品。


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LIVE IN BUENOS AIRES/ LIVE IN SAO PAULO/
A HEAD FULL OF DREAMS (FILM) [2CD+2DVD]
Coldplay のライブ映像とドキュメンタリー映画の2本セット。CD付き。
スゴイな、ど派手な演出、多幸感、主流のEDMに勝っているな。
それこそ2003年のLIVE DVD から見続けているけども、もぉもぉ代表曲だらけ。
これが集大成であり通過点でもあるのね。


うすうす感じてはいるけれど、ここ数年は新鮮さよりも、
偏移(変化)に気を取られてばかり。初見の感想も一緒になっちゃう。
好みのミュージシャンはなかなか発掘できなくなった一方で、
流行のPOPSはちょっと違うんだよなって感じることが多くなった。


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最近聴いてみたCD 2019/04 [へなちょこレビュー]

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Get Tragic / Blood Red Shoes
このところ「復活」というのが重なっていますが、
でもこのバンドに関しては重みが違うかな。
ずっとふたりでやってるもんね。ごく自然な歳の取り方だと思う。
サウンド的にも他のUKバンドに負けない厚みがあります。
いつかきっと誰にも負けない曲を作って欲しい。


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Inside The Rose / These New Puritans
こちらも5年振りの作品。
ジャケ写の通り、双子の兄弟ふたりきりになっちゃった。
前作以上に管弦楽の長所をためらうことなく取り入れている。
もはやロックバンドとは呼べず、でもこれが良い。
QUEEN のオペラ風とは違うけどね。
我が道を行く。だからこそできる闇のマジック。
輸入盤しかないけども、、、あるだけマシだね。


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Everything Not Saved Will Be Lost Pt.1 / Foals
フォールズの新譜。こちらもメンバーが減っちゃった。
よくあることなんだろうが、要らぬエネルギー消耗するよな、きっと。
エレクトロでパンクでダンシング。グルーヴ感で熱くなる力作。
これがパート1だから、秋に出る続編も期待できそう。
彼ら目当てでサマソニ行くべか?


・・・BSで刑事フォイルの新シリーズ始まった ってか始まってた。
超地味な海外ドラマ、チョイ退屈かもしんないけど、
英国紳士の正義感を貫く姿勢がなんとも良いわ。
日本の刑事ドラマとは見ごたえが全く別物。(^_^;)



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最近聴いてみたCD 2019/03 [へなちょこレビュー]

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Olympus Sleeping / Razorlight (2018)
レイザーライト、10年ぶりの新譜。
オリジナルメンバーはジョニー・ボーレルしか居りません。
新生レイザーライトといえばいいのか、錆が取れてフレッシュになったのか。
ギターロックの爽快感と秀逸なソングライティング。
名前で買ってみたら、期待以上の出来栄えでした。おかえり。
誰が聴いても明快なロックバンドたる一枚。


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Why Hasn't Everything Already Disappeared? / Deerhunter
ディアハンターの新譜はかなりレトロな印象。
アルバム全編に使われるハープシコードのせいかな。
今までになかった世界観と、これまた美メロである。
LIVE での雰囲気も変わったし脂が乗った充実期なんだろね。
車内でヘビロテしてます。早くも年間ベストTOP10入り候補。


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Ex:Re / Ex:Re
ドーターのヴォーカル、エレナ・トンラのソロ作品(エクス・レイ名義)。
LIVE 見たからね、せっかくだから買ってみた。
ボーカルとストリングスが響き合うシンプルな構成。
綺麗な声で淋しい歌を歌っています。随分渋いよなぁ。
対訳歌詞を読んでみてやっぱり女性向きなのかな。


なんだかほんとにもう、CD国内盤って出回らないのね。初版で廃盤。
贔屓にしてたホッテスさんも輸入盤がメインになってしまった。
いわゆるフィジカルそのものがレアになりつつあり、
一方でレコードやらカセットテープやら扱いにくいものが重宝される始末。
ジャケットがある中で、CDが一番楽チンなのに。
予想よりずっと早いスピードで世の中変わっているように感じる。
過去に愚痴ったかもしれんが、あぁぁぁとうとう取り残されちゃった。



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最近読んでみたBOOK 2018.11 [へなちょこレビュー]

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村上海賊の娘 / 和田竜
のぼうの城、忍びの国、そしてこの作品も、
時代小説とは思えないぐらい読み易くて爽快感がある。
活字が苦手な私でも四冊読破できました。
ただ、注釈が1/3ぐらいはあって、ココで物語が止まっちゃうこともしばしば。
二回目に読んだみたらだいぶ早く読めました。
三回目はもっと早いかもしれません。


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ようこそ、わが家へ / 池井戸潤
サラリーマンの悲哀を描いたら職人芸のような感じ。
下町ロケット、半沢直樹、といった人気シリーズと比べ地味ですが、
一市民の誰でも起こりそうなドキリとする展開に。
めでたしめでたしで良かった っとちょっぴり感情移入しちゃった。


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注文の多い料理店 / 宮沢賢治
昔みやざわけんじの絵本とかあったよな。懐かしくて手に取ってみたけれど、
生まれた時代が数十年違うだけで原文の活字の流れに乗れない。
その都度突っかかるというか戸惑いますね。日本語勉強しなくちゃ。
自然のなかにとけこむ表現力がとても豊か。擬音とか心境とか。リズム感が良い。
童話集だけど単に子供向けではないよね、芯の通った死生観があります。
大きくなってからの方が親密になっていくような感じ?
いちいちいろいろ考えちゃうと「文学」みたいになってしまう。やめとこ。
いまは銀河鉄道の夜を読んでます。がんばります。


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FOR EVER / JUNGLE
セカンドアルバムは、2人から7人編成にビルドアップ。
打込み系のファンク・ベッドルームミュージックがスケールアップ。
ギターのみならず多様な音色とファルセットボイスの甘いハーモニー。
実験的な楽曲をいざ人前で演奏することになったら
あれやこれやと必要になったのかも。音楽家としていい兆候ですね。
生音に魅了されていくのは RYHE とおなじようなパターンかな。


ひさしぶりのひとこと感想。
ゆれる電車で本を読む。乗り物酔いしなくなりました。
CD は買っているけんど買ってそのままでした。
聴くことから集めることへすり替わってます。
何もない連休中に封を切って消化しているところ。(^^ゞ



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