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オーケストラの日 2024 [Classic]

オーケストラの日 2024 @ 東京文化会館 2024/03/31

3月31日はミミにイチバン! 「オーケストラの日」。
今年もオーケストラの日祝祭管弦楽団コンサートへ行きました。

まずはスメタナの代表作、モルダウでがっちり鷲掴み。
現在ではチェコ語のヴルタヴァ(Vltava)と呼ばれるそうです。
かつては母国語禁止だったとかで、今の小中学校ではチェコ語で習うみたい。
改めて聴くと、雄大で繊細、あのメロディはいつまでも耳に残るよね。
続いて、グリーン・スリーヴスによる幻想曲。
この曲は焼酎のCMに使われてたっけ?哀愁と懐かしさを感じる。
実はイギリスの民謡なんですね、知らなかったことばかり。
そして日本の民謡を詰め込んだ、管弦楽のためのラプソディ。
外山雄三氏と指揮者の梅田さんは共に仕事をしていたそうで、
音楽に向き合う姿勢が非常におっかないという逸話。
ラプソディの楽しさ同様、今回のMCはなかなか面白い。
後半のメインにはホルストの惑星から4楽曲抜粋して演奏。
「木星」以外は初めて聴いた、天体と神話、宇宙を想像してみる。
色彩豊かな曲調、総勢100人からなる大編成ならではの圧倒感。
思った以上に素晴らしい、生演奏を聴いて気分転換、ガス抜きです。

演奏:オーケストラの日祝祭管弦楽団
(首都圏13楽団+富士山静岡交響楽団)
指揮:梅田 俊明
コンサートマスター:戸澤 哲夫
司会:江原 陽子

【曲目】
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」より第2曲 「モルダウ」
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーン・スリーヴスによる幻想曲
外山雄三:管弦楽のためのラプソディ
ホルスト:組曲「惑星」より 火星 / 金星 / 水星 / 木星
アンコール / 民謡ふるさと

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東京文化会館の五階席が、いつもの定位置です。


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