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最近買ったCDとか 2018.06 [へなちょこレビュー]

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Resistance Is Futile / Manic Street Preachers
マニックスの新作が落ち武者?思わずジャケット買いです。
もう何枚目かわかりませぬが、、、マニックス節炸裂だ。
ド直球なギターロックと哀愁ある歌詞と歌声。
いつの間にか好きになったアーティストだ。
たったこれだけでジ~ンときちゃう。


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In Your Own Sweet Time / The Fratellis
フラテリスの新作、なかなかすごいなコレ。
ファーストのノリの良さ、疾走感、コミカルな味付け、、、
全てを網羅して、もう一段階駆け登ったタフネスぶり。
もう同じ失敗(憔悴して解散)はしないだろう。
したたかに完全復活だね。


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In the Rainbow Rain / Okkervil River
オッカーヴィルリヴァーの新譜は明るく健康的。
どうやら今回は変化の時みたい。
枠に囚われないUSインディの柔軟さ、いぶし銀のクオリティ。
聴きやすくて彼の入門編に最適、日本でもっと売れるといいのにね。


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オロビアンコのトートバッグ。
アウトレットモールで半額(17000)、気付いたらレジの前にいた。
カバンフェチなんだよな、気になったら抑えきれない。
色合いがイマイチだったのか、売れ残りだったそうです。
日用使いのほか、一応ビジネスでもありみたい。
ナイロン製の軽量感、雨に濡れても平気。
そうかそうか、使い勝手の良さでみんな持っているのか。
今まで革製のカバンばかり使っていたので、
選択肢がひとつ増えたということです。雨の日用だべ。


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最近聴いてみたCD 2018.04 [へなちょこレビュー]

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Sex & Food / Unknown Mortal Orchestra
えぇ~ セックスアンドフードって欲望丸出しのタイトル。
芸が細かい。というかごちゃまぜのサイケデリアが斬新的で、
なんかもう、どうにでもなれっていう、やさぐれな一枚。
あたしは好きだけんど、、、やっぱりマニアックだな。


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Twentytwo In Blue / Sunflower Bean
サンフラワービーンの二作目。メンバーが現22歳だからこのタイトル。
イロモノのような外見でも、一昨年のサマソニで結構良いなと思ったバンド。
Unknown Mortal Orchestra のジェイコブ・ポートレイトが参加してます。
名前が売れてさらに期待が掛かっていますね。
若いなと思うと同時にいっぱい勉強して吸収しているのが分かる。
ヴォーカルの表現力がぐっと上がった。飛躍した。可愛らしい一枚。


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Damned Devotion / Joan As Police Woman
シンガーソングライターで楽器も複数こなせます。
何でもありの何でも屋さん。孤高のお姉さん。
前作よりも哀愁がありまして個人的にはこちらの方が好みです。
ジャズ、R&B、ブルース等々をバランスよくミックス。
いかにもアメリカって感じ。これもありだよなと思うわけです。
うん、最近こういうの好きなんだよ。大人っぽい一枚。


サマソニ2018 の LINE UP、概ね揃いました。
MY BLOODY VALENTINE, SPARKSとWOLF ALICE, ST.VINCENT,,,
ほんとに観たいアーティストは一応日別に分かれたけども、
タイムテーブルは全く思い通りにはなりません。
本音は深夜だけに絞りたいんだよね。おカネと体力と要相談です。



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最近聴いてみたCD 2018.03 [へなちょこレビュー]

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Tearing At The Seams / Nathaniel Rateliff & The Night Sweats
ナサニエル・レイトリフ 率いるミズーリ出身のバンド。
フォーク、ロック、ブルース、、、
20世紀のアメリカのいいところを目一杯詰め込んでいる。
なによりパワーが凄い。LIVE で観たら面白そう。
ひげもじゃ・ウエスタンのワイルドな恰好で見た目もそのまんま。
でもきっと苦労人でいいひとなんだろうと思う(個人的見解)。
古いものを大事にして素敵な作品になった。
生きる化石を実践しているわ。


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Stranger in the Alps / Phoebe Bridgers
デビュー作の国内盤が昨年末に発売。
アンビエントといえばそれまでだが詩的で大人っぽい。
素朴で透明感のある声。既に完成しているかのよう。
ほんとに幼少から音楽に没頭しているのだろう。
ふぅ~と一息ついて長く聴きこめそうです。


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Little Dark Age / MGMT
Kids をさんざんやって(やらされて)開き直ったかな。
その後サイケとか色々取り込んで、グルグル回って、実験を繰り返し、
現時点で収まったのが原点回帰? 今回はドリームポップです。
作品ごとに特徴が変化するけれど、POP を作り込ませたら天下一品。
やっぱり彼らは明るいサウンドが一番似合う。
次回作はまた変化するんでしょうね。それも楽しみ。



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家の庭の桜。・・・じゃなくて隣の小さな公園の桜。
今年は一気に咲きましたね。窓を開けると花びらが降ってきます。
オンボロ家屋の唯一の長所がこの借景。(^_^;)



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北海道モッツァレラとアボカドのジェノベーゼ [へなちょこレビュー]

新年を迎えて早くも2か月経過、時間に追われまくってます。
音楽に向き合うひとときがほんとに貴重になってきた。(-_-;)


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BLOOD / RHYE
ライの2作目。デビュー作は衝撃的だったね。
マイケル・ミロシュのまるで女性的な歌声に、
以前は無かった生バンドのアンサンブル。
耽美であるのは変わりないが、厚みが格段に増してきた。
本格派の一歩手前まできた、化けるのもそう遠くない。
疲れているとさ、これが余計に印象に残るわけです。


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Wrong Creatures / Black Rebel Motorcycle Club
ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ 5年振りの力作。
ちょっと丸くはなったけど、何年経っても変わらない暗黒サイケデリアの雄。
重厚ながら歌声は澄みきっているので、ほかとは若干違うのです。
聴き取り易く明るくも感じてしまう曲調は嗅覚がすぐれている証拠。
こういったバンドは高齢化してるよね。
もはやあたしと同世代しかいないってやばくない。
絶滅する前にもう一回ライブにありつけたいです。


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MTV Unplugged / Florence & The Machine
中古の輸入盤を500円で購入、DVDがお目当て。
ちょっと昔の(2012年の)映像だけどいいわねぇ。
フローレンス姉さんの容姿と圧巻の歌唱力。
初々しくもあり堂々とした佇まいに惚れてしまう。
ゲームはやらないし、お笑いやスポーツ(野球)もあまり見なくなって、
うちのテレビは受信機と言うより映像モニターとしての存在。
いよいよパソコンを最新に買い替えてテレビ捨てちまうか。


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北海道モッツァレラとアボカドのジェノベーゼ
牛久のポポラマーマで半額の日(459)。
ジェノベーゼというものを初めて食べまして、
ふ~ん、こんなもんなんだというのが正直な感想。
モッツァレラは旨かったけど、トマトやアボガドで味が薄く感じちゃった。
まぁ、当たり外れはあるよね。(^^ゞ
肉や魚介が入っていないので、ヘルシーさが売りなのかな。
生パスタの食感がラーメンの中太麺に似ているかしら?
たまに食べたくなるの、新しいメニューがあったらまた寄ってみよ。



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最近聴いてみたCDとか 2017/12 [へなちょこレビュー]

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SONGS OF EXPERIENCE / U2
AS YOU WERE / Liam Gallagher
Who Built the Moon? / Noel Gallagher's High Flying Birds

はぁ~、あぁ~、結局買ってしまった。
U2 と元OASIS兄弟。オヤジ三昧。
マンネリと新鮮さを両方味わった。
U2 はやっぱりU2 だ。現役バリバリだ。
無料ダウンロードはしなかったので随分ご無沙汰でした。
どの作品もそうだけどボノの歌声は変幻自在。
ポップな曲は明るく照らし、バラードは哀愁の深みが増す。
アルバム一枚通しての表現力は流石だな。
悪童兄弟は「個性」が如実に解き放たれたよう。
互いに悪態ついて罵っているほうが健全だなと思う。
OASIS二枚組の秀作を買ったのだ。ということです。


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江戸川乱歩傑作選
古本でみつけた、芋虫や二銭銅貨などが収められている。
子供の頃に江戸川乱歩は読んだけれど、
おじさんになって再読してみると随分印象が変わるもんだね。
やっぱりアダルト、いや大人向きであるんだよね。
業という人間心理に迫る描写、猟奇的な世界、男女の危ない関係、、、
変態ばかり出てくるけれど、その気持ちわかるような気がするの。
耽美でゆらゆら流れるようなセリフ回し。この言葉使い真似してみたいわ。


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最近聴いてみたCDとか 2017.11 [へなちょこレビュー]

11月3日はレコードの日なんだとか。
最近のお気に入りを一言ずつ。


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Hippopotamus / SPARKS
FranzFardinand とのコラボで知った超ベテラン兄弟。
彼らのCD を初めて買ってみました。
すごい面白いじゃん、ひねくれポップのお手本でした。
こんなことを50年も続けているのかよ。恐れ入ります。


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IN.TER A.LI.A / AT THE DRIVE-IN
オマーのソロ作品や Marz Volta を経ての17年振りの新作。
どういう気持ちなんだろと思ったら、ハードコアの直球。
オヤジになっても芯はそのまま。メロディもわかりやすい。
聴いたらスカッとして嬉しくなった。


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V / HORRORS
ジャケットはメンバーの頭部?グロい塊り。
けれど今までの集大成のような出来栄え。
サマソニで見たのは、やはり進化の証しだった。
影があってサイケデリア・ロックのバツグンの心地良さを感じる。
・・・でもジャケットは最悪だな。


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和光市ふるさと納税でいただいた
リーガルのレザースニーカー。黒光りしてますよ。
黒のド定番があると使い勝手がよくて楽チンだね。
革がまだ固めなので、早く慣らしたいところ。
元々被災地へのエールで気持ちばかり送ってたのが、
今年は自分のご褒美ってことで甘えちゃった。
探してみると実用品もあるんだね。ちっとも知らんかった。
毎年一足ずつ申請したら、靴代はもうかからないかしら。


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最近聴いてみたCDとか 2017.09 [へなちょこレビュー]

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Hug of Thunder / BROKEN SOCIAL SCENE
7年振りの5作目?だっけ。
活動休止のまま消えていくパターンからの復帰作。
ポップでダンサブルでなんでも来やがれの多様性。
繊細さ、華やかさ、豪快さ、守備範囲が広すぎるぞ。
大所帯バンドはそれぞれの個性が出て気持ちい~な。
夜な夜な聴いてテンションが上がる。



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Everything Now / ARCADE FIRE
4年振りの4作目。
何か面白いことをやってくれるんじゃないかという思いから、
リリースされると必ず買ってしまう。
前作でのエキセントリックな衝撃は今作でも弾けている。
むしろそれが普通に聴こえてしまうほど。
デビットボウイ氏の後釜を引き継ぐかの如く派手好み。
どんどん姿を変えていく。時代を先取りしていく。
世の中をユーモアで痛烈に笑い飛ばす、
こういうロックバンドがもっとあってほしい。



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ヤモリちゃん0歳♂♀不明
部屋に侵入してきた よるの珍客。
初日はひょっこり顔出して すぐに消えていったのに
三四日続くと壁をウロウロ歩きだしていた。
全く音を立てなくて 暗がりならまず気づかない まさに忍び足。
ブチュッと踏んづけても困るので 手に取って隣の公園へ。
小っちゃくて 警戒心がなくて とってもおとなしかった。
・・・愛着が沸いちゃうっぺよ。戻ってきちゃだめだよ~。(^.^)/~~~



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最近聴いてみたCDとか 2017.07 [へなちょこレビュー]

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PURE McCARTNEY / Paul Mccartney (2016)
4枚組67曲4時間半。半世紀に及ぶキャリア。
全曲名曲。もはや説明不要なポールの才能。
通常盤は2CD、デラックス盤だと4CD、それでも捨て曲無しでした。
いつかまた行こうと思う来日公演のための永久保存盤。
(中古で買いましたけど)


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The Day Of The Dead (2016)
ザ・ナショナルのメンバーが企画したグレイトフル・デッドのトリビュート・アルバム。
J・マスキス マムフォード&サンズ フレーミング・リップス ウィルコ .....
60アーティスト参加による5枚組59曲6時間。完成に4年費やしたとか。
好きなグループ名がこれでもかって並んでる。
ブルース、インディロック、カントリー、フォーク、それにサイケ?
なんでもありなのに昔のバンドに疎いから新鮮に感じる。
Grateful Dead ってすごかったのね。


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HOW DID WE GET SO DARK? / ROYAL BLOOD
ヴォーカル&ベースとドラムのふたり組。
メンバーが少ない、楽器が少ないと、ごまかしもきかない。
それだけに良かったメロディーとスパッと切れ込むメリハリ。
重低音による迫力と爽快感。10曲34分。通勤時間とぴったし。


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グラゼニ東京ドーム編11巻
グラゼニ17巻、そして東京ドーム編11巻へと、始まってもう8年か。
最初読んだ時点ではすぐ終わっちゃうと思っていた。
プロ野球選手のおカネ話がメインの漫画。
おカネの話といえば坂東英二が出てきそうですが全くそうじゃないです。
高校時代のナッツ編、ある選手の引退試合、、、ちょっといい回もあって。
試合の勝敗で決着する野球漫画ではないところが気に入ってます。

夏フェス前だというのに、ちっとも予習してない。
興味が参加していないアーティストへ向かっている。
中途半端な組み合わせが一番ダメだよな。


最近聴いてみたCD 2017.06 [へなちょこレビュー]

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HUMANZ / GORILLAZ
自然消滅しなかった。
BLUR デーモンアルバーンのサイドプロジェクトが20年続くとは思わなんだ。
仮想バンドGORILLAZ のキャラクターも年を重ねて怪しい大人になっている。
相応してゲストもどんどん豪華に多様化する。
もうゲストが多すぎて本人はほとんど歌っていませんね。(^^ゞ
ヒップホップとかR&B とか普段あまり聴かないものが、
デーモンの肉体を通してみると、耳に馴染んでくる。イケてる。
おそらく2017年のトップ10に入るでしょう。
GORILLAZ は今年のフジロックで来日。フジロック!!! フジロック??? フジロックかぁ。
はぁ、まいったなぁ、茨城の田舎に住んでるけど自然の中って苦手なのです。
LIVE は早々にあきらめます。


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VOL.1 / BNQT
ミッドレイク、グランダディ、フランツフェルディナンド、トラヴィス&バンドオブホーセズ。
5つのバンドから5人集まって結成したBNQT(バンケット)。
そりゃ、好きなバンドから集まればドンピシャですよ。
サイケデリックからカントリーっぽいものまでごった煮状態。
元ネタはボブディランらが参加した覆面バンドTraveling Wilburys のオマージュなんだとか。
それなら続編も作ってほしいよね。


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Bitte Orca 2009 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ Dirty Projectors 2017

Dirty Projectors の新作は同バンド名名義。
共に活動してたメンバーと別れてひとりになっちゃった。
アルバムのジャケットも2009年の Bitte Orca の残骸みたい。
そのことを補うようにゲストがゴリラズ並みに多い。交友関係が広い。
楽曲もひねくれまくりで面白いアルバムに仕上がっている。
でも、もうあの超絶ハーモニーは聴くことができない。
「らしさ」は存分残っているがもやもやする、何ともいえない淋しさは隠せないな。


関係ないけど、野球の話。
読売ジャイアンツが10連敗。交流戦でボコボコですよ。
あ~も~見てられない。今一番弱い球団なんじゃないかな。
30億円補強の効果なし。呆れて笑える笑われる。
“祝!荒木選手2000本安打数”が霞んじゃうお先真っ黒な現実。


最近聴いてみたCD 2017.04 [へなちょこレビュー]

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Cloud Nothings
四人組に戻って一気に変わった。
即興性と爆発性があった過去の作品とは違い、
小奇麗になったというか、ちょっと大人しくなっちゃった感じ。
荒々しいのがセールスポイントだったのにね
これが成長・成熟というやつでしょうか。
来日公演はどうだったんだろ。行けずに残念。


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Band of Horses (2016)
さわやかなジャケット。と同じように清々しい作風に。
なんだか泥臭いイメージが払しょくされちゃった。
フォークとロックの丁度良い配合がじわじわ味わえる
スルメ的な作品。


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Los Campesinos
結成10年目に発表された今作品は原点回帰のよう。
その辺にあった楽器を手に取って、そのまま鳴らしている。
歌って踊って騒いでゴチャゴチャっとした賑やかさ。
いわゆるおもちゃ箱をひっくり返したって類。
もう全員大人だしな、この手のサウンドを貫くってのは意外に感じる。
メジャー路線に行くかと思いきや、インディ色で貫く姿は応援したくなるね。
このまま、あと10年いけるかな?



最近聴いてみたCDとか 2017.03 [へなちょこレビュー]

最近聴いたというか、2月のLIVE にちなんだものばかりですが。
たまには記しておかないと。備忘録なのだから。


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Pumarosa EP / Pumarosa
ロンドン出身のバンド、ピューマローザの日本独自盤EP。
アルバムデビュー前の7曲入り。新人さんです。
パンクという触れ込みでしたが、サイケデリック的な音源。
女性ヴォーカルのイザベルは、低音ボイスでなかなかの貫録。
このまま続けてくれたら良いのにね。


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Do Hollywood / The Lemon Twigs
レモン・ツイッグスのデビューアルバム。
日本盤だとアルバムタイトルがひらがな仕様。
60年代から70年代、90年代等々、、、その時代の特徴を並べた多様性。
ビートルズやキンクス、ザフーを混ぜ混ぜしたような雰囲気。
器用さと大胆さを兼ね備えている。
怖いもの知らズ。


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DEATH EXPRESS / Little Barrie
かなり真っ暗な世界である。が、
独特のグルーヴに乗って、いつの間にか惹き込まれてしまう。
重いんだけど、それだけではない魅力を感じる。
三人フルスロットルの表現力だけでなく
アルバムの構成に筋が通っている。
しっかりとした基盤があってこそのブレない存在感。


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Reflektor Tapes / Arcade Fire
アーケイド・ファイアの映像作品(2DVD)で、
彼らのルーツ(=ハイチとか)や価値観、音楽的趣向が分かる作品。
DISC2 には2014年のLIVE が収められていて、
ある意味狂気的な彼らのパフォーマンス。
あっという間にモンスター級になって手が届かなくなっちゃった。
そりゃフジロックでトリをとったけどさ、サマソニ&シンキバでの姿は過去の思い出。

・・・うちのテレビ、シャープアクオスブルーレイ内蔵が壊れた。
ブルーレイは正常なのにDVDが再生出来ない。
お気に入りのビートルズもノートパソコンの小さな画面としょぼい音質。
地デジ化に合わせて結構な値段だった割にデリケートで壊れやすい。
う~ん、どうしよう、有償で直してもすぐまたやられそうだしな。
要らぬ出費がかさむわな。(-_-;)



最近聴いてみたCD 2016.12 [へなちょこレビュー]

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Ash & Ice / The Kills
アリソンとジェイミーのデュオ、キルズの5年振りの一枚。
前作から5年間、、、二人にはそれぞれ色々あったようだけど、
そのままのスタイルで戻ってきたことが嬉しい。
ガレージロックなんてもう死語というか、成功しているのは少数派だからね。
アリソンの歌声とシンプルなギター、ストレートな曲調が相変わらずかっこよい。
キャリアを重ねて風格すら感じる。来日してくれないかな。


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Woman / Justice
こちらも二人組、ジャスティスの5年振りの一枚。
なんの前振りも無く沈黙を破って突如出現したような錯覚。
うっかりスルーしてしまうところでした。
ジャケットの十字架のデザインがカラフルになったように、
歌モノがメインになって華やかに感じます。
センスの良さと完成度の高さ、5年の熟成ものですね。
ついこないだ来日したようだけど、流石に行けませんでした。
おじさんになると平日のオールナイトは禁断です。


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Minor Victories / Minor Victories
モグワイの轟音とUKロック特有のメロディ。
それにスロウダイヴの女性ヴォーカル。
この組み合わせが相乗効果を生んでいる。
ただのサイドプロジェクトではないな。本格的なサウンドでした。
バンドが充電している間にも、創作活動を続けるもんだから、
あっという間に5年経っちゃうんだろうな。




最近聴いてみたCD 2016.11 [へなちょこレビュー]

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Walls / Kings of Leon
キングスオブレオンの新譜です。
これまでの重厚なイメージからはちょっと離れて、
足取り軽くて軽く、取っ付きやすいメロディです。
ハスキーヴォイスとグルーヴ感はそのまんま。いいところは残っている。
今年のベストアルバムのトップテンに入りそう。


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22, A Million / Bon Iver
素朴なフォーク・ロックを昇華して電子音で遊んでいる様相。
遊び心があっても美しさは変わらないスルメ的なアルバム。
きっと優秀なメンバーに恵まれているんだろうな。
今年のベストアルバムのトップテンに入りそう。


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Gameshow / Two Door Cinema Club
3枚目はだいぶ変わりましたね。
要所要所に彼ららしさは残っているけど、
私の知る限りではシザーシスターズのような感じ。
昔のダンスホールのミュージックを思い起こす。
収録曲にキラーチェーンがあればと、
大好きなバンドだけにちょっと物足りなさが残ります。


とりあえず、まとめ買いしたCDをそのまんま載せました。
あ~もぅ11月ですよ、今年もあと2か月ですよ。早いったら。
秋も深まり徐々に肌寒くなってきました。
一年を通して晩秋が一番好きなんですが、
最近のハロウィンなんていらねぇよ。



最近聴いてみたCD 2016.10 [へなちょこレビュー]

ちょくちょくCDは買っているのですが、
どうにも疲れが溜まっていると、
頭に入ってこなかったりで、耳や鼻から抜けていきます。もうだめかも。
一応印象に残った作品を一言ひとこと。


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Away / Okkervil River
彼の人柄をそのまんま表しているかのよう。
優しく哀愁漂うUSインディらしい作品。
妙に落ち着くわ。


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Oranged Out E.P. / Tyondai Braxton
タイヨンダイの五曲入りミニアルバム。
ソロになってからのエキセントリック感、もうバトルスとは別路線か。
ひとりでやるジャズみたい。ねじれっぷりが見事だわ。


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Shadow of the Sun / Moon Duo (2015)
デュオ(ふたり組)だけにわりとシンプル。
ギターがガンガンきて、クールな歌い方。
このサイケデリック・ポップがどんぴしゃにハマった。
たまにこういった掘り出し物があるから、買い続けちゃうんだよな。


追記
今日は体育の日で家にいたのでテレビで野球三昧。
午前はMLB で、午後はセリーグCS。
菅野がいない、クルーズがいない、そして試合本番、、、、、
内海がノックアウト、鈴木が刺され、延長で田原投入。
巨人ファンとしては全てが裏目に。助っ人も若手もベンチもダメ。
相手に押され対抗しゆる手がないというのはどんなに歯がゆいか身に染みた試合でした。
後味の悪い終焉でした。お酒飲んじゃうよな。(+_+)




最近聴いてみたCD 2016.06 [へなちょこレビュー]

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Amen & Goodbye / Yeasayer
イェーセイヤーの新譜です。かれこれ4枚目だっけ?
今回はAtoms for Peace やBeck のドラマー・ジョーイ・ワロンカーと
バンドによる共同プロデュース作品だそうです。
プログレとポップの融合のような、ありそうでなかった感じ。
好みは分かれそうだけど、
こうして国内盤が出てるってことは良いことです。
ひねくれ感が好きな人は少なからずいるってことだ。


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Grey Tickles, Black Pressure / John Grant
昨年のHCWでPVがヘビロテされていて、今年のHCSSで初来日。
随分前から時間をかけて洗脳されていたのかも。
アルバム全体を通してほんとに雑多な感じがするが、
惹きつけられてしまうのは闇の部分があるからだと思う。
堂々としたバリトンの声の影に、
彼の人生観(ゲイの世界とか)を映しだしている。


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English Graffiti / The Vaccines (2015)
久しぶりに彼らの曲を聴いてみたら、印象変わった。
軽快な一直線のロックンロールだった。
敢えてこういったスタイルに徹しているのが潔くて心地良い。
こういうのが海外にはウヨウヨいるのにだ、
日本に来る連中は限られているのが残念。



最近聴いてみたCD 2016.05 [へなちょこレビュー]

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Thunderbitch / Thunderbitch
Alabama Shakes, Brittany Howard の別名義Thunderbitch。
今年になって初、がつんっと衝撃を受けた作品。
入念に作り込んだもの、ではなくて感性むき出しの即興感。
その即興的な伴奏に彼女の歌声がマッチしていて、
荒々しい作風がとても痛快です。
ただやりたいことをそのまま体現しているような。
しがらみがない、ロックだねぇ。
・・・とは言っても Alabama Shakes について詳しくないです。m(__)m
そのうちオリジナルも買わないとね。


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More Rain / M.WARD
彼の作品も初めて買ってみた。
ほんわかした歌声の弾き語りのような、、、でもちょっと違うな。
個性的な?クセのある?ひねくれている?曲調。
フォークっぽいけど、もともと違う畑にいたような感じがする。
よくよく聴いてみると色々な技巧が見え隠れしている。
歌詞もなかなか深いです。


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Cleopatra / The Lumineers
1st あっての2nd album。
3年経ったら当然変わったって全然おかしくない。
が、忠実にネオフォークの世界を継続している。
繊細なメロディが実に心地良いですね。癒し系に入りそう。
でもライヴだとUSインディ特有の骨太なんだろうな。
そのギャップを体験してみたいです。


毎年ある来日公演キャンセルの件、今年はTHE STONE ROSES でした。
よりによって大の大人が骨折なんてと、ちょっと笑っちゃう。


最近聴いてみたCDとか・・・ 2016.04 [へなちょこレビュー]

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FOREVER MAN / Eric Clapton
過去にリリースされたベスト盤はまだ持っていなかったので、
せっかくだから3枚組を買ってみた。
もう何百回も聴いているにもかかわらず、いまだに名曲はグッとくる。
彼の破天荒な人生を知っているだけにね。いろいろ想像してしまう。
CD2枚目のLIVE音源は聴きごたえがある。LIVEだと全く違う趣があるよな。
BEATLES に通じる、ロック、ブルースのクラシックな(古典的な)存在。
来日公演はいけないのでコレでガマン。


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Distance Inbetween / The Coral
無数のUK出身の中でもかなり好きなバンド。
時代にとらわれない良質な音楽の世界観。
渋くて素敵なんですよ。[黒ハート]
今作品はサイケでグルーヴィな印象。
Kasabian にちょこっと似ているかも?


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Souvenir / POP ETC
何度かLIVEを見ているので、次第に変わっていくのは感じていたが、
Morning Benders 時代の牧歌的な雰囲気は無くなっちゃった。
ロックとポップの中間みたいなアンセム。
今年のサマソニで会えるかどうかはタイムテーブル次第?


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BILLY BAT 18巻
14巻で終わった?と思ったらまだまだ連載していた。
続編をまとめ買いしました。漫画を読む時間が安らぎのひととき。
なんだかんだ言って読み始めると止められないミステリー。

それと、こないだいった浦沢直樹展は展示品の総数にびっくり。
これだけ描き続けるって神業だよなぁ。
でもそれ以上の混雑っぷりに疲労困憊。
もっとゆっくりじっくり鑑賞したかったね。(-_-;)



最近お気に入りのCD 2016.02 [へなちょこレビュー]

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Simple Songs / Jim O'Rourke (2015)
ジムオルーク氏の最新作。
ソニックユースのメンバーでもあり、ウィルコのプロデュースも務めた人物。
現在は日本に在住らしい。かつてはシカゴ音響派とも言われていて、
インストゥルメンタルのみのCDだと置いてけぼりになることもあるのだけど、
「歌モノ」となると違いますね、インディロックって感じそのもの。
この作品のバンドメンバーが本人以外すべて日本人なのも要因かもね。
聴くたびにハマっていく。


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Be Small / Here We Go Magic (2015)
昨年買ったものの、あまり聴いていなかったパターンその2。
元々5人編成だったのが今は2人になっちゃった?
でもバンド活動を継続しているのは喜ばしい。
スタイルにこだわらない実験性のあるポップロック。
それでいて繊細な音楽(流石ブルックリン)。


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Broadside / Bellowhead (2013)
イギリスの大所帯バンド。
初期のマムフォードサンズ、最近だとスキニーレスターかな。
ブリティッシュ・トラッドのフォーク・ソングだけではなく、
もうごちゃごちゃの活き活きとしたバンドアンサンブル。
無性の明るさ、大所帯ならではの面白さがある。


・・・今年もヘンテコなものばかり聴いているな。
そろそろ新譜の情報もちらほらと、ちょっと楽しみ。


最近聴いてみたCD 2016.01 [へなちょこレビュー]

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Not to Disappear/ Daughter

2016年最初に購入した新譜。
エレナの仄暗い歌声、メランコリックな世界観。
2作目にして彼女らの特性をゆるぎないものにしている。
ギターの感じとかちょっとだけシガーロスに似てるかも。
またLIVEで観たいバンド。


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Nothing But Thieves / Nothing But Thieves(2015)

2015年にCDデビューした新人さん。
王道のUKロックをやっていて普遍的ではあるけれど、
この高音ボイスなかなか良いな。
若手ならではのまっすぐな曲調に良く合っているね。
この声、ぜひとも大切にしてもらわないと。


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Happy Peaple / Peace(2015)

ピースの2nd アルバム。
白昼夢のようなサイケ、それにポップなメロディー。
こういうUKロックバンド、昔は沢山いたんだけどね。
世代を重ねるごとに少なくなっちゃった。

近頃は訃報やら個人的に嫌な出来事が続いていて気が病むところですが、
まぁ、それでも気持ちを前向きにしていかないとね。



最近聴いてみたCD 12月 [へなちょこレビュー]

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Central Belters / Mogwai
モグワイの20周年記念ベスト盤はCD3枚組。
Sterophonics も今年で20周年だったしお祝い続き。
新曲は収録されていないんだけど、アルバムは大体揃えてあるんだけど、
憑りつかれたように買ってしまいました。
DISC1,2 は各アルバムから時系列で収録、DISC3はレアトラック集。
3枚とも70分を超える容量で、3枚連続で聴くと長くて大変。
が、聴いてみると作風がちょっとずつ変わっていくのが分かる。
無音から轟音へのスイッチ、重厚なベース&ギター、、、
武骨な特徴の楽曲も次第に角が取れてまろやかに熟成されていくようです。
さすがにEPまではコンプリートしていないので、レアトラックは貴重でした。


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Central Belters / Mercury Rev
おひさしぶりに聴いたマーキュリーレヴは懐かしさで溢れている。
昔ながらの・・・のような古き良きのサイケデリア。
おじさんだらけなんだけど、歌声が可愛いんだよ。
このファンタジックな世界観、いいね~。
今秋のLIVE 行きたかったぁ(行くべきだったよ)。


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Return to the Moon / EL VY
The Nathonal のマットと友人ブレントとのコラボ、エル・ヴァイ。
メロディがナショナルよりも良いくらいの力作。
切なかったり、ポップみたいだったり、
色彩ならぬ音彩が刷新されたような感触。
思いつきの企画ものでは無いのでした。

購入するCDの枚数は年々減っていくけれど、
CDラックには収まりきらなくなってきた。
新しいラックを買うか聴かなくなったCDを処分するか迷うところです。
どっちにしろめんどくせぇな。時間掛かりそう。
まあいいや、とりあえず「ひとりグラミー賞」でもやっておきますか。
ラックの整理も兼ねて。



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