Juana Molina @晴れたら空に豆まいて [Live 2015~2016]
代官山 晴れたら空に豆まいて presents
フアナ・モリーナ・ジャパン・ツアー 2015 (02/08 1st 公演)
初めて足を運ぶ会場なので広い物件なんだと想像してたんですが、
入ってみればほんとにここでやるの?ってくらい
ちっちゃなフロアでした(100~200人も入れば満員)。
整理番号が特段良いわけでもないのに、
いざ会場に入ってみると、みんな壁際のソファでくつろいでいるのです。
大人の余裕ですかねぇ、ステージ前には誰もおらんかったです。
それじゃぁ行くっきゃないのです、7000円支払っているわけだから。
周りの目もくれず最前列で始まるまでずっと突っ立っておりました。
柵がなくて、手が届きそうな距離に演奏者がいる、超アリーナ席。
ホントお値段以上、これだけでもヤバいっ、鳥肌ものでした。
本人とサポート2人、合わせて3人の最小限バンド体制。
このふたりの男の子がとても若くって、
まるで親子で演奏しているみたいで微笑ましかったです。
これだけ歳が離れているとね、喧嘩もしなそうです。
セットリストは新作中心。
前回出演のホステスクラブウィークエンダーでみた後に買っておいてよかった。
ちゃんと聴きこんでいたことにより、さらに楽しめたと思う。
ダンサブルであったり、ジャズっぽかったり、
揺らぎ揺らぎの連続で、奥行きがあって、そんで無駄がないというか。
彼女の音楽性に正面から対峙して、直に触れられたような感覚。
圧巻はアンコールでの彼女ひとり弾き語り。
弾き語りといってもアコースティックではなくて、
彼女ソロによる無限ループに突入するわけです。
即興的に見えて実は寸分違わぬテンポでメロディを刻んでいく。
音源は幾重にも重なってドンドン深みに落ちていく。
体が動くのをやめて凝視してしまいました。
こういうテクニックがあるのよって、さりげなく見せつけられた感じです。
やっぱりこの人最高だな。
2015-02-09 21:20
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コメント(2)
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大人の余裕でソファでくつろいでましたよー。でもそれは番号が。超アリーナ席でかぶりつきたかったですよ〜(^_−)−☆ りあむさんのレポートで追体験できた気になったからいいや。
揺らぎ揺らぎの連続で奥行きがあって、そんで無駄がない。
↑そう、言い得てくれててすっきり!
by あゆこ (2015-02-10 06:06)
好きなアーティストが路上ライヴよりもさらに至近距離にいる。
こんな幸運最初で最後だと思います。
by りあむ (2015-02-10 23:19)