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フレッシュ名曲コンサート 深まる秋に贈る円熟のピアノ [Classic]

フレッシュ名曲コンサート
深まる秋に贈る円熟のピアノ 横山 奏×横山幸雄×新日本フィル
@かつしかシンフォニーヒルズ(2021/11/21)

フレッシュ名曲コンサートという名の通り、
今回はチャイコフスキーとドヴォルザークの超名曲三昧。
何度も聴いたことのある曲を再び鑑賞しに行くなんてどうかしてる?
馬鹿なの?って言われても致したがない。。。
でもね、ソロ演奏者、指揮者、ホール、色々と条件が変わるとね、
あれっ?ん?オッ!っと分かってしまう、音の広がり、テンポ、アレンジ諸々。
無意識ながらも、前回とは印象変わっているぞっていう感覚が不思議。
定期的に何度も通っていれば、その違いに気付くことがある。
ほんの僅かだけどね、そういう感じ方が面白くもある。
これは名曲で何度聴いても腐らないという条件があってこそですが。

ピアノ協奏曲はソロ部分で、顔色一つ変えずさらっと弾いてしまう技巧。
自由な広がりはちょっと憎たらしくも、かっこよく見えるオジサマ。
「新世界より」は第4楽章の、機関車のパワーを再現する、圧倒的な音量。
郷愁感からの転換にまたもやられる、期待通りの実直な指揮振りが良かった。
臨場感にどっぷりと浸って、ガス抜きできました。


指揮:横山 奏
ピアノ:横山幸雄
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
【曲目】
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op.95

DVC00124 (2).JPG
フレッシュ名曲コンサートは曲数多めでオススメです。
プログラムには記載されていないオマケがとても楽しいのです。


nice!(33)  コメント(4) 

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コメント 4

JUNKO

1年の疲れを癒したい気分です。好きな曲ばかりです。
by JUNKO (2021-11-28 18:47) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

クラシックは、個々のアーティストアドリブのアプローチの違いに面白さを求めるジャズとは異なり、同じ曲でも演奏家の曲の捉え方によってその違いを聴くの面白く楽しみですよね。

また生だとホール内での響きも相まってCDで聴き落としていた、今まで気づかなかった何かを発見をしたり。

私も久々にクラシックのコンサートに出かけたくなりました。

by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2021-11-29 10:08) 

りあむ

JUNKO さん
好きな曲をホールで聴くと大変心地良いですよ。
ウトウト眠ってしまうこともありますが。(^-^;
by りあむ (2021-11-30 19:31) 

りあむ

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)さん
私の場合は生演奏だからこそ興味が湧きますね。
TVやCDだと適当に聞き流してしまいますね。
by りあむ (2021-11-30 19:36) 

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