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すみだクラシックへの扉 #08 [Classic]

すみだクラシックへの扉 #08
@すみだトリフォニーホール(2022/06/18)

前半はヴァイオリン協奏曲。
周防亮介さんの伸びやかな、ブレのないソロパートに目を惹かれつつ、
支えるオーケストラの連帯性、びしっと決まって、相乗効果の飛躍っぷり。
とても色香がありました。見惚れてました。

後半は吉松隆氏の楽曲。
ジャズのようなモチーフ、オカリナによる小鳥のさえずり、不協和音、リズム感、
トイピアノまで出てきた、現代音楽ならではのユーモア/アイデアが満載。
重苦しくなく、結構ポップ寄りな、清涼感を感じる作品だった。
最後に吉松さんご本人が登場して大団円。このお爺さんすごいんだな。

キンボー・イシイさん。この方も初めて知りました。
難しそうな現代音楽をしっかりまとめ上げ、情熱的に指揮する姿。
海外で活躍する腕前を見せつけられた感じ。
予習もせず初聴きのプログラムはどうなることか想像がつかないけど、
オーケストラの生演奏は楽しい、新たな気づきや出会いもある。
今回も日々のモヤモヤ感をガス抜きできましたよ。


指揮:キンボー・イシイ
ヴァイオリン:周防亮介
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
【曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op. 61
ソリスト・アンコール
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりサラバンド
休憩20分
吉松隆:鳥は静かに・・・ op.72
吉松隆:交響曲第6番「鳥と天使たち」 op. 113

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