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#38 ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉 [Classic]

#34 ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉
@すみだトリフォニーホール(2021.03.27)
毎度おなじみお昼のクラシックコンサート、土曜日に参りました。

前半はヴェートーベンの三重協奏曲。
ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、優雅でほのぼのとした掛け合い。
オーケストラは土台を築いて脇役に徹する存在。
ロンドのリズムと明るい曲調が眠気を誘ってくる心地よさ。
ランチの直後だったせいか、すっかりまどろんでた。
目を瞑って気を失っていた瞬間がある。(^-^;

20分休憩。頭がスッキリして感覚もシャキっとしてる。
「運命」を真剣に向かい合ったのはいつ以来でしょうか?
第1楽章はややテンポが速くて抑揚が効いていた。
緊迫がありながらもスラスラっと流れたように聴き取れた。
そこからジャジャジャジャーンのない第2楽章と、続く第3楽章が結構好き。
抒情的なメロディに魅了されつつ、第1楽章のリズムが引き継がれ、うずうずしてくる。
間髪入れず第4楽章で抑えられたエネルギーが一気に爆発。圧倒されたの一言。
右端にバロックティンパニ、左奥にコントラバス、ナチュラルホルン、中央にチェロ。
配列の通り中低音の響きが立体的に感じられた。S席で聴けた効果。
たまにはお金ケチらず良席で鑑賞するのも面白いわね。


指揮: 鈴木秀美
ヴァイオリン:崔文洙 ソロ・コンサートマスター
チェロ:長谷川彰子 首席チェロ奏者
ピアノ:崔仁洙 お兄ちゃん
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
【曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 op. 56
ソリスト・アンコール ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番より第2楽章アダージョ
ベートーヴェン:交響曲第 5 番 ハ短調 op. 67 「運命」
アンコール ベートーヴェン:12のメヌエットWoO7より11番

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ヴェートーベン生誕250年とさらに1年経過。今年も彼が主役なのかな?


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