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HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER [Live 2015~2016]

HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER @ 幕張メッセ(8/15)。

DEERHUNTER がキャンセルになったことを当日知って結構凹んだが、
やっぱり22:00には会場に到着。
メッセ入口付近に着いてびっくり、長蛇の列。
今までのHCWとは規模が全然違うね。なんだかんだでサマソニっすね。


SPIRITUALIZED
日付が16日にかわってスタート。えぇ、2時間近く待ちましたよ。
会場入りした時にはもうソニックステージは人が集まりだしていたし、
私はバンド形式のLIVEが好きなのでBAIO はパスしちゃった。
ホーン隊やコーラスこそいなかったものの、90分のロング版。
複数のギター、ベース、ドラム、ボーカルも含めての眩惑的な音響。
個々の大きな音がひとつの塊みたいに感じる。
空や幾何学的な映像も手伝ってサイケデリックなトリップ感が増大。
彼の妙技を真夜中にぶつけられたら余計たまりませんね。
一度踏み込んでしまうともう戻れませんよ。
結局全曲みてしまい、Thom Yorke もパスしちゃった。

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超・念入りに機材をセットしてました。あの人、超・完璧主義者だから・・・
そして宇宙を感じるの。


F.F.S
トムさんを泣く泣く?カットしたことにより、そのまま眺めの良いところで観れました。
このパフォーマンスを見た限り、ある意味正解だったかも?結果オーライでした。
久しぶりのFranz Ferdinand に、はじめましてのSparks。
スパークスのラッセルはアレックスと共にボーカルをとり、ロンは黙してキーボード担当。
Do You Want To をはじめ、フランツの楽曲の方が俄然盛り上がるんだけど、
ステージ上ではスパークスばかりに視線を向けてしまいます。
だってこの親父面白いんだもの、お笑い好きには反則スレスレです。
ソウデスネ~連呼のMCやりとりからの SO DESU NE は歌う漫談みたいでした。
やはり変態っと言っていいでしょう。コラボした意義がステージ上で現れた一幕でした。
漫談だけではなく、歌も良かったですよ。ヘンテコなアレンジが耳に残ります。
これまた贅沢過ぎるんじゃないかというLIVEでした。


Jon Hopkins
レインボウステージから移動するのに随分と時間を浪費してしまって、
現場に着いたときにはもう始まっていた。
会場後方にて、寝そべって観てました。
これが昨今流行のEDMなんですか?かなりバキバキアゲアゲっぷりでしたが、
コンクリートのひんやり具合と、爆音の振動が胴体に心地良かったです。
このままちょっとだけ寝てしまいたいなとバッグを枕にして仰向けで目を閉じてみたら、、、
一瞬気を失ったようでして、LIVEは終わってました。
そして係員に退出するように呼びかけられました。
致し方なく会場を出て一旦終了。




渋さ版幻想交響曲 [Live 2015~2016]

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今年もラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行ってきました(5/2)。
お目当ては勿論、渋さ知らズオーケストラ。
ラフォルジュルネの特別仕様は此処でしか見られない。
艶やかで芸術指向になっている。

先ず夕方、東京国際フォーラム地上キオスク広場にて無料公演。
タイムテーブルだと20分間位なのに
ダンドリストが35分間のリハーサルとか言ってましたな。
昨年同様、早めに現場に着いて良かった。
いつものスタイルでいつもの曲を演奏してました。
これだけでも十分楽しい。

で、一応クラシックコンサートのベートーヴェン「英雄」を聴いて、
本編“脱ジャンル集団が今年も繰りひろげる狂乱の夜”を迎える。

今年のお題はベルリオーズの「幻想交響曲」。
渋さ版幻想交響曲 "Never be Cool Night"

いつもはフリージャズらしく個性が突出してしまうのだが、
今回は個性よりも一集団として引き締まっていて、
クラシックの演奏を意識しているのが感じ取れた。
舞踏家やダンサーの振り付けも一体感があった。
即興性はいつもの通りあるけれど、調和も重視したような。
今年は当たり年でしたね。例年以上の完成度だったと思う。
柄にもなくまじめに聴いてしまったよ。
ベトヴェンの英雄が霞んでいく。



Noel Gallagher’s High Flying Birds @ 日本武道館 [Live 2015~2016]

Noel Gallagher’s High Flying Birds @ 日本武道館(2015/4/16)

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの来日公演最終日。
はじめはいくつもりはなかったけれど、追加公演に釣られちゃった。

なんかね、懐かしいのと新しいのが混ざった気分。
OASIS 時代の超熱狂的な雰囲気は平熱に治まって、
私個人としては正常に向き合ってのライヴ鑑賞となりました。

オーロラビジョンでCG映像をたっぷり使ったお洒落な演出に、
ノエルのソロバンドになってからの楽曲が続々と流れていく。
8人体制による音階の広がりは、こんなに色彩鮮やかだったんだって気づきました。
新譜の世界観を目と耳で楽しみ、、、っていうかカラダ全体で感じ入りました。
大人の渋さと華やかさを見せつける一方で、
OASIS時代の楽曲を要所に挿んでいく。
Don’t Look Back in Anger はお決まりの大・大・大合唱。
最後は、The Masterplan で祝祭感に満ちあふれてライヴ完結。
やっぱり OASIS で俄然盛り上がるのは、これからも続きそうですね。
90分で9000円。欲を言えばもう少しこの素晴らしい空間に浸りたかったな。
「フジロックで会おう」だってさ。物足りなかった方は是非。

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指定席ながら武道館のアリーナ席はかなり見づらいね。
結局自分の席から離れて、後ろの通路から見てました。(^_^;)


RHYE 単独公演 [Live 2015~2016]

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RHYE(ライ)の来日単独公演。
2015/3/30 (Mon) 恵比寿 LIQUIDROOM

CD音源とは異なり、想像していたのと全く違った。
ヴォーカルのマイク・ミロシュ、キーボードのロビン・ハンニバルのほか、
ベース、ドラム、バイオリン、チェロ&トロンボーンの6人体制。
とにかくジャムセッションが強力で、コーラスもうまい。
一曲一曲ごとにライヴ仕様に作り直している。
アレンジの効いた生演奏にこだわりを感じた。

ミロシュ君、CDだとファルセットの歌声が非常に印象的なんですが、
その姿は素朴で普通の男子だったね。
ライヴでもその声は美しく、力強く、彼中心にまとまっていました。
まだアルバム一枚しか出てないので、
アンコールなしの1時間ちょっとだったけど、
ピンク、パープルの照明も相まって、甘美なライヴでした。[黒ハート]



GRUFF RHYS 『Solo Show』 [Live 2015~2016]

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GRUFF RHYS 『Solo Show』 @ 2015/3/2 (Mon) Shibuya CLUB QUATTRO

グリフリーフさんの最新作 American Interior の来日公演。
書こう書こうと思っているうちに1週間たってしまった。
腰が重くなって俊敏性が無くなっている。

主人公の青年ジョン・エヴァンスはグリフの遠い親戚で、
18世紀にウェールズ語を話す原住民を探すため、アメリカ大陸へ乗り込んだ。
さまざまな冒険活劇を経て29歳の若さで亡くなった物語。

この物語を歌と語りで紙芝居風に進行していく。
それにしてもこんなにしゃべる人なのか?
本編二時間のうちの半分以上は歌以外。
ユーモアがあって彼自ら語りべをやってくれてるんですが、
もそもそっとしたソフトな口調なので、眠くなってしまう。
曲数は10曲余り。
悪くはないんだけど消化不良だったかなと思ったら、
ご本人も物足りなかったのか?
アンコールで7,8曲を立て続けに応酬。
30分近く演奏してくれた。終わってみれば十分満足。
かなり個性的なライヴでした。



Hostess Club Weekender (2015/02/22) [Live 2015~2016]

HOSTESS CLUB WEEKENDER (2015/02/22)@新木場スタジオコースト

第10回 HOSTESS CLUB WEEKENDER の2日目。
ギターロック満載。

PHILIP SELWAY
RADIOHEAD のドラマーによるソロ活動。
とっくにベテランなのに、その人柄は初々しかったです。
歌もわりとうまいし、各メンバーの多彩なマルチ演奏にも驚かされる。
私好みでよかったぁ、クールで暗い曲が好きだ。
やはりトップバッターは光るモノがある。


REAL ESTATE
穏やか滑らか温和なメロディーにほっこり。
彼らもまた真面目そうな人柄。
こういうバンドがちゃんといるのね、
普通のギターバンドとは一線を画す。


TEMPLES
HCWでは前回から1年振り、はやくも再来日。
すっかり人気者になった感のある若手バンド。
サウンド面が以前より大きくなって、轟音の一歩手前。
持ち前のサイケにグルーヴがぐっと増して、
ロングなジャムに圧倒されました。
持ち歌をほとんどやってくれたよね。満足。


THE THURSTON MOORE BAND
それにしてもガタイがでかいよな、ギターがちっこっくみえる。
ギターノイズの轟音タイムに突入。
はじまりは物静かで、ある瞬間火が付いたように燃え上がり、
延々続くようにみせかけてスパッと終わる。
それが潔くてカッコいいね。
配信されたセットリストを確認したら60分で6曲でした。
昔ながらのオルタナティブで新しくはないけれど、
良いものはずっと残っている。


ST.VINCENT
ライブ映像をみたことがなかったので衝撃的でした。
アンドロイドのようなコミカルな振り付けで笑わせると思えば、
ドラムより高い位置にあるお立ち台を使って
妖艶なポーズで決めてくる。
ピンクのライトがちょっとエロさを助長してました。
あと影武者のように動くサポート奏者(安田さん?)が良かったです。
それでいてギター演奏は尖っていてうねうねしてました。
ロックで前衛的で斬新。今回の開催で一番印象的。


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前回があいにく中止になってしまい、
これを機に長丁場のLIVEはやめておこうと決めていたんですが、
一般発売を買って結局来てしまいました。
常に混雑する会場にはストレスを感じてしまうけど、
こうして個性的な海外ミュージシャンが揃うのは他にないわけで。
行ってしまえばなんとかなりますね、これ以上老け込まないようにしないとね。



Hostess Club Weekender (2015/02/21) [Live 2015~2016]

HOSTESS CLUB WEEKENDER (2015/02/21)@新木場スタジオコースト

第10回 HOSTESS CLUB WEEKENDER の1日目。
今回は打ち込み系多し。


EAST INDIA YOUTH
このイベントに必ず出てくる、
とあるアーティストのソロ活動のソロ演奏。
電子音だとメロディの良し悪しがはっきり出てしまうので
結構重要視するとこなんだけど、可もなく不可もなくといった感じ。
歌で聴かせてみるよりも、
最後のDJばりのアゲアゲっぷりがあっている。


HOW TO DRESS WELL
R&B にエレクトロの伴奏といったところかな。
歌声がパワフルですごく通るんだけど、
エモ的要素が苦手でして、のめり込めなかったです。
う~ん、どうも私好みではなかった。


TUNE-YARDS
ステージ上に打楽器系がたくさん陳列されて、
これはもしや?と期待通りの展開になった。
ちょっと癖のあるインディならではのメロディ。
盆踊りのようなリズム、適度なループ演奏、
ふたりのコーラス(本人とパーカッション加えて最大4人)との絶妙なハーモニー。
その演奏自体がね、いろいろ工夫している姿がね、観ていて面白いのです。
ハモりが、Dirty Projectors みたいだった。
CD買っとくべきだったね。


CARIBOU
基本インストルメンタルで時々歌唱。
ダンスミュージックに似てるけれど、+ヘビィだったかな。
生ドラムの、ときにはツインドラムによる
重厚な四つ打ちビートが心地良い。
普段聞くジャンルではないけれど、これは意外といける。


BELLE AND SEBASTIAN
もう20年のキャリアをもつベテラン。流石の一言。
CDは何枚か持っているけれどライヴ観戦はこれが初めてです。
ステージには10人以上居たのかな、
大所帯バンドは無条件で好きです。
ポップとロックの中間的な親しみやすいバンド演奏と
エンターテイメントを携えたキャラクター性。
新作中心のセットリストでPVをそのまんま使う合理的な演出。
雰囲気が良くて祝祭感に満ちていました。
たまんないなぁ。


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OK Go @ O-EAST [Live 2015~2016]

OK Go @ TSUTAYA O-EAST (2/17)。

今回が初めてのライヴ観戦だったと思いきや、
実は大昔にサマソニの真っ昼間にみていたことが発覚。
そん時はスーツ姿だったような(気がする)。
うろ覚えなんで、駄文でもこうして記録することは無駄ではないかも。

客層の7割以上は女性。
私なんか場違いなんじゃと思いましたが、
まったくもう、とっても楽しかったです。
演奏のテクニックとか歌声とかそんなことよりも、
型破りなパフォーマンスが何よりよかった。

初っ端から紙ふぶきは吹き荒れるし(結局最後まで)、
たっぷり時間をかけた質問コーナーでは通訳のお兄さんを用意するし、
当たり前のようにフロアに降りてきて弾き語りをかますわで、
観客といっしょにね、思いっきり遊んでいるという雰囲気。
エンターテイメントのなんたるかを
PV とはまた違った魅力を知りました。
アメリカンコメディみたいだった。


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Juana Molina @晴れたら空に豆まいて [Live 2015~2016]

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代官山 晴れたら空に豆まいて presents 
フアナ・モリーナ・ジャパン・ツアー 2015 (02/08 1st 公演)

初めて足を運ぶ会場なので広い物件なんだと想像してたんですが、
入ってみればほんとにここでやるの?ってくらい
ちっちゃなフロアでした(100~200人も入れば満員)。

整理番号が特段良いわけでもないのに、
いざ会場に入ってみると、みんな壁際のソファでくつろいでいるのです。
大人の余裕ですかねぇ、ステージ前には誰もおらんかったです。
それじゃぁ行くっきゃないのです、7000円支払っているわけだから。
周りの目もくれず最前列で始まるまでずっと突っ立っておりました。
柵がなくて、手が届きそうな距離に演奏者がいる、超アリーナ席。
ホントお値段以上、これだけでもヤバいっ、鳥肌ものでした。

本人とサポート2人、合わせて3人の最小限バンド体制。
このふたりの男の子がとても若くって、
まるで親子で演奏しているみたいで微笑ましかったです。
これだけ歳が離れているとね、喧嘩もしなそうです。

セットリストは新作中心。
前回出演のホステスクラブウィークエンダーでみた後に買っておいてよかった。
ちゃんと聴きこんでいたことにより、さらに楽しめたと思う。
ダンサブルであったり、ジャズっぽかったり、
揺らぎ揺らぎの連続で、奥行きがあって、そんで無駄がないというか。
彼女の音楽性に正面から対峙して、直に触れられたような感覚。
圧巻はアンコールでの彼女ひとり弾き語り。
弾き語りといってもアコースティックではなくて、
彼女ソロによる無限ループに突入するわけです。
即興的に見えて実は寸分違わぬテンポでメロディを刻んでいく。
音源は幾重にも重なってドンドン深みに落ちていく。
体が動くのをやめて凝視してしまいました。
こういうテクニックがあるのよって、さりげなく見せつけられた感じです。
やっぱりこの人最高だな。



ALT-J @ TSUTAYA O-EAST [Live 2015~2016]

ALT-J @ TSUTAYA O-EAST (1/13)。

2015年、洋ものライヴ一発目。
昨年10月から2か月余りしかたってないけど、
妙にテンションが上がります。やはりライヴ依存症のままです。

4人が横一列で並んでいて仲睦まじい。
機材が少ないなと思ったら、アンプが無いのね。
最前列でも音は歪まず轟音にならずちょうど良い塩梅。

ALT-J というバンドは形容するのが難しい。
RADIOHEAD と比較されていたり、
サウンド自体はシンセやダブステップっぽいし、
生歌を聴いてみるとまるでフォークのように美しい。
素朴なロックというか、叙情的にも聞こえるけど、
ミムマムでもスカスカにならない調和があってたまんないな。
あとパーカッションとドラムを兼ねた独特のリズムが面白く、
珍しくドラマーばかり見てた気がする。
公演時間は1時間ほどで短かったけれど、
全く新しくて、全く目が離せないパフォーマンスでした。

ちなみに次回のライヴ観戦は2/8(sun)のフアナ・モリーナです。

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